超意外!寝る前にホットミルクよりおススメの飲み物とは?睡眠の質を向上させる眠活習慣

日曜日の初耳学 復習編

2022/09/02 07:30

これから迎える秋は気温や湿度が快適になり、1年で最も良質な睡眠がとれる“睡眠の旬”。8月28日放送の「日曜日の初耳学」の人気コーナー<初耳トレンディ>では、そんな今だからこそ知りたい“眠活”良習慣を特集。睡眠コンサルタントの友野なおさんがおススメする、睡眠の質を劇的にアップさせるルーティーンとは?

■歯磨きのタイミングも寝つきに関係していた!

寝る前の歯磨きも、タイミングによっては寝つきの妨げになってしまうことも...。ベストなタイミングは?寝る直前...かと思いきや、実は「寝る1時間前」がよいという。

歯ぐきが刺激されると眠気を促す睡眠ホルモンの分泌が抑制され、寝つきが悪くなる要因になってしまうのだそう。寝つきをよくするには、歯磨きは寝る直前ではなく1時間ほど前に行うのがおススメだ。

■超意外!寝る前におススメの飲み物とは?

眠れない夜にはホットミルクを――。漠然と、そんなイメージを持っている人は少なくないはず。だが実は、寝る前にあるものを飲むと睡眠の質が劇的に変わる、という研究結果があるのだそう。

それはなんと「水出し緑茶」。緑茶が眠気を抑制するカフェインを含むことはよく知られているが、友野さんによれば、「抽出の方法によってカフェインの含有量が変わってくるんです」。12mlの緑茶で比較した場合、お湯出しだとカフェインが24㎎含まれるのに対し、水出しだと12㎎、氷を加えた冷水で抽出すれば6㎎にまで含有量は低下する。

さらに緑茶には、入眠のサプリメントにも含まれる「テアニン」という成分も含まれていて、リラックス効果を促したり、夜中の目覚めを軽減する作用が期待できるという。コップ1杯(150~200㏄)程度が適量だ。

■睡眠の質をアップさせるシャワーの使い方

快眠のためには、湯船につかって体を温めるのが効果的。だがシャワーだけでも、やり方次第では睡眠の質をアップさせることができるという。

その方法は「首の後ろにお湯を当てる」こと。40℃ほどのお湯を首の後ろに4分間当て続けると、普通にシャワーを浴びた時よりも深部体温が上昇し、入眠をスムーズにする効果が期待できる。

ちなみに、ホットアイマスクやホットタオルで目元を温めるのも良い入眠習慣だが、シャワーでやるのはおススメしない、と友野さん。まぶたに当たるシャワーの刺激が入眠を妨げることもあるので、気をつけたい。

■すっきり目覚めるのに最適なめざまし音は?

朝はすっきり目覚めたいもの。友野さんがおススメする最適な目覚まし音は「日本語歌詞の曲」なのだそう。友野さん曰く、「無意識下に日本語を認識して、覚醒が後押しされる作用がある」とのこと。

また、徐々にテンポアップしていく曲が目覚めには適しているとも言われる。THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」やLisaの「紅蓮花」、YOASOBIの「夜に駆ける」、そしてスタジオレギュラー・中島健人も所属するSexy Zoneのデビュー曲「Sexy Zone」もおススメだ。

■寝つきが劇的によくなる入眠グッズ

番組では、友野さんおススメの快眠グッズも登場した。その名は「手のひら冷却アイスバッテリー®fresh」(1個2000円)。約2時間にわたって15℃前後の低温をキープすることができる、特殊な保冷剤だ。番組では元アスリートの丸山桂里奈が、その効果を検証した。

まずは何も使わず、入眠までの時間を計測。検証を開始して15分後に入眠一歩手前の状態まで到達したものの、1時間かけても入眠には至らなかった。後日、「アイスバッテリー」を両手に握った状態で再度、検証。すると、開始からわずか3分で入眠一歩手前の状態まで到達。わずか28分で入眠した。

入眠には深部体温の低下が欠かせないが、手のひらには体温調節専門の血管があり、この血管をアイスバッテリーで冷やすことで、深部体温をスムーズに低下させ、短時間で深い睡眠に入ることができるのだという。

これから迎える秋は、気温や湿度が快適になり、1年で最も良質な睡眠がとれる"睡眠の旬"ともいえる季節。快適な睡眠のための良習慣、今から取り入れてみては?

8月28日放送「日曜日の初耳学」より、綾瀬はるか、上白石萌音、佐藤浩市を迎えた<インタビュアー林修>未公開トーク集、睡眠の質を向上させる"眠活"を取り上げた<初耳トレンディ>がそれぞれTVerで見逃し配信中!
<インタビュアー林修>のTVerはここをクリック!※9月4日(日)21:59まで
<初耳トレンディ>のTVerはここをクリック!※9月4日(日)21:59まで

「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
公式HPはこちら。

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