今知っておきたい"逆効果トレーニング"

日曜日の初耳学 復習編

2022/08/10 17:30

体型や健康維持のため、習慣化したいトレーニング。だが実は、やっても意味がない“無駄なトレーニング”があった!8月7日放送の「日曜日の初耳学」の人気コーナー<初耳トレンディ>では、知らないとせっかくのトレーニングが台無しになってしまう“逆効果トレーニング”を紹介。良かれと思ってやっていたその習慣、実は逆効果かも!?

■寝起きすぐの体操&トレーニングは逆効果!?

40歳以上で運動不足、血圧が高めの人が注意したい逆効果習慣がこれ。イシハラクリニック副院長・石原新菜先生によると「特に寝起きは血圧が上がりやすい状態。そのタイミングで運動してしまうと、心筋梗塞とか脳卒中の原因になってしまう可能性があるんです」とのこと。運動は、朝起きてから1時間ほど経ってからがオススメだ。

■空腹時&満腹時の運動に効果なし!?

筋肉を作るのに必要なアミノ酸や糖などが不足している空腹時に運動すると、体に必要な筋肉も分解してエネルギーにされてしまい、結果として筋肉量を減らしてしまう可能性がある。一方、満腹時に運動すると、エネルギーが筋肉を動かすことに使われてしまい、胃腸の働きが鈍って消化不良の原因に。運動は食後2時間程度がベストなタイミングだそう。

■痩せ目的での有酸素運動"だけ"は逆効果!?

ウォーキングやランニング、水泳など、ダイエットに効果がありそうな有酸素運動。だが、日ごろ運動不足の人がそういった有酸素運動"だけ"をすると脂肪燃焼とともに筋肉も落ちて"太りやすい体質"になってしまう。有酸素運動を行う際には、スクワットや階段上りといった適度な筋トレを組み合わせて筋力アップをはかるのが効果的だ。

■1日1万歩ゆっくりウォーキングは意味なし!?

運動不足の人でも取り入れやすい"ウォーキング"。「1日1万歩」など具体的な"量"を目安にできるのも取り組みやすさの理由の一つだが、ただ漫然と歩いても実は体力アップへの効果がほとんど期待できないという。

おススメは、早歩きとゆっくり歩きを交互に行う"インターバル速歩"。ややきついと感じる早歩き3分、ゆっくり歩き3分を1セットとして3セット、合計18分間を続けると、毎日1万歩歩いた人より下半身の筋力が10%以上アップした、というデータもある。肘を大きく引き、大きな歩幅を意識することがポイントだ。

■週130分以上の筋トレは死亡リスクがアップする!?

今年3月に早稲田大学、東北大学、九州大学の研究チームが発表した、筋トレに関する衝撃の新事実がこれ。週に筋トレを130分以上行う人は、まったく筋トレを行わない人よりも死亡リスクが高くなる結果も出たという。

登録者72万人の宅トレYouTuber・津村美緒先生は「自分の中でややきついなと感じる程度の運動を1日30分程度、週3回。これが安全かつ効果的に全身の代謝アップに期待できると言われています」。


次々と登場したトレーニングにまつわる意外な良習慣・悪習慣に、スタジオメンバーからも「え、うそでしょ!?」「知らなかった!」と驚きの声が上がっていた。

8月7日放送「日曜日の初耳学」より、逆効果トレーニングを特集した<初耳トレンディ>、二宮和也が林修先生を聞き手にじっくりトークを繰り広げた<インタビュアー林修>がそれぞれTVerで見逃し配信中!
<初耳トレンディ>のTVerはここをクリック!
<インタビュアー林修>のTVerはここをクリック!


また、<インタビュアー林修>イェール大学助教授・成田悠輔登場回(2022年4月放送)をTVerにてプレイバック公開中!
成田悠輔 登場回のTVerはここをクリック!


「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
公式HPはこちら。

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook