日本の各地で起こっている不思議な現象を、博多華丸・大吉が解明する人気企画「前と後ハンター！」。９月１日放送の「教えてもらう前と後」では、都会の公園に潜む超危険な巨大生物にミキの亜生がアタック！　また、土屋太鳳の姉で、 去年「ミス・ジャパン」の初代グランプリを獲得した土屋炎伽が、兵庫県の山奥に大量の靴が突如現れた怪事件のナゾに迫った！

公園の池に潜む巨大生物

まず、大吉チームが紹介したのは「都会の公園に異変！？ 池に潜む巨大な生き物」。 神奈川県横浜市内にある、よく見かけるような住宅街の公園内の池に、カミツキガメより怖い超危険な巨大生物が現れるという情報を聞いて、ミキの亜生が緊急調査！　東海大学海洋学部で4年間、プランクトンなどの微生物の研究に励んだという亜生は、「俺に釣れねー魚はねぇぜ！」と、満を持して巨大生物と格闘する準備をして登場。しかし、近隣住民から「死骸をよく見かけるけど２人で持ち上げないと無理」「畳１畳くらいの大きさのデッカいのがいるよ～」という目撃証言を聞いて、「怖くなって、体がかゆくなってきた」と、および腰に......。

畳1畳ほどの大きさで毒を持っているという超危険な巨大生物に挑むのは、亜生だけでは危険ということで、世界を渡り歩き珍獣や危険な巨大生物を捕獲してきた生物ライターの平坂寛さんが協力してくれた。平坂さんは、太い糸、大きい針の釣り竿で鯵を餌にして釣るという。「鯵は切った方が血の匂いに寄ってきます！」と言って、鯵を半分にカットして釣り針に仕掛けていく。池に糸を垂らしてただひたすら待つ亜生。釣り竿を５本投入し、かかったり逃したりしながらチャンスを待つこと５時間。遂にその時が来た！　「ちょっと待って。来た来た来た！　かかったー。めちゃくちゃ重いで！」超焦っている亜生。逃さないように慎重に糸を巻いていくが、相手はなかなか手強い。そして、ついに巨大生物が姿を現し、その正体はアカエイと判明した！

しかし、なぜ都会の公園の池にエイが現れたのか......。実はこの池、水路が東京湾につながっており、淡水でも生息できるアカエイが、池に繁殖したしじみを食べに海からやってくるのだとか。アカエイの尻尾には猛毒の針があり過去にはアナフィラキシーショックによる死亡事故も起きたこともある。群れでいることもあるようなので、もしエイを見つけたとしても絶対に触らないように気をつけて！

山に転がるおびただしい数の靴

華丸チームは、明智光秀ゆかりの地、兵庫県丹波市春日町の不思議に迫る。「超常現象！兵庫で見つかった大量◯◯事件」のナゾを調査するため、現地を訪れたのは土屋太鳳の姉・土屋炎伽。「超常現象とか幽霊を信じています」という炎伽。木々が鬱蒼と茂る森の中に恐る恐る入っていくと、墓の前に片方だけの靴が転がっているのを発見。すると、また１足だけのスリッパが！　さらに奥へ行くと......。「え！？　待って！　本当に怖いです。わざとの演出じゃなくて？　待って！怖い　謎すぎます。なんでなんで......」と、パニック状態に。

散乱する靴の数は、なんと２００以上。なぜ、そんなおびただしい数の靴がこの場所に集中しているのか。山の中で起こっているこの不可思議な現象は、いたずらか心霊現象なのか、はたまた事件なのか......。犯人を捕らえるべく各所にカメラを設置してみることに。野外調査のスペシャリスト、麻布大学の塚田英晴准教授とともに、カメラに映った映像を確認すると犯人の姿が写っていた！　靴を大量に集めていた犯人は、なんとキツネだったのだ！

塚田先生は、「キツネはこの時期子育てをしていて、巣穴で子供たちが餌を待ってるんです。靴は食べられるわけじゃないけど餌と勘違いしてるのでは。キツネは色々なもの食べるんですけど、その中のひとつに腐肉があります。靴やスリッパに染み付いた汗などがバクテリアの影響によって腐敗する時の腐敗臭がタンパク質の腐ったニオイで、腐肉に近いということで勘違いして持ち帰っているんではないかと思われます」と分析する。

そう、山の中で大量の靴が見つかった理由はキツネが餌と勘違いしていたから！　そうと分かって、炎伽が散乱している靴の匂いを嗅いでみるが、長時間森の中にあったからなのか、「イオンで匂いが消されている！」らしく腐肉の臭いはしなかったそう。炎伽の勇気ある行動に拍手を送りたい！

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「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。次回は9月8日（火）よる8時から、1300年間未解決だったのが今夜解明!?山形の「動く島」と、地元の人が絶対に近寄らない北海道の神社のナゾに迫る。

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