あなたも予備軍かも!? スマホが原因の「老眼」が急増中!

5分で読める!教えてもらう前と後

2019/08/26 13:00

現在、スマートフォンが原因で10代や20代でも「老眼」の症状が現れる「スマホ老眼」の若者が多い。8月20日放送の「教えてもらう前と後」では、自宅でできる目の老化度チェック法を紹介するとともに、「老眼」の原因や予防法を学んだ。さらに、加齢とともに症状が現れる「老眼」はもちろん、若者に多い「スマホ老眼」の改善に役立つ訓練法を紹介。1週間試しただけで驚きの結果が現れた、その改善法とは。

あなたも「スマホ老眼」予備軍かも

そもそも「老眼」とは、加齢とともに眼球の中にあるレンズが硬くなったり、ピントを調節する筋肉が衰えたりすると現れる症状。しかし、現在はスマホが原因で「老眼」になる人が多い。スマホの1日の平均使用時間を年代別に調べてみると、50代は48分使っているのに対して、20代では、およそ147分、約2時間以上もスマホを見ているらしい。
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実際、ゲストの田中道子も「1日5時間くらい見ていると思います。そのうち3時間は、電気を消してベッドに寝ながら見てしまいます」と言う。街頭インタビューでも、15歳の中学生は1日の平均3時間くらいは使用しており、24歳の会社員は多い時で6時間も動画を見ていると言う。さらに19歳の女性は、なんと11時間もスマホを操作していると言うからビックリ! みんな「スマホ老眼」予備軍間違いなし!

しかし、スマホ老眼において気をつけるべきことは、使用時間だけではないらしい。それは、スマホと眼の距離に関係しているようだ。二本松眼科病院、眼科専門医の平松類先生は「視力が悪くない方が、無理にスマホに近づけてしまうと、目に負担がかかってしまうので、スマホを使うときは目から30㎝以上離して見るようにしたらいいでしょう」と教えてくれた。

1日3分で「老眼」に効く!?

気をつけていても「老眼」がやってきてしまったというあなた。実はあることを1日に3分行うだけで、「スマホ老眼」を回復させる方法があるんです。
でも、その前にまずは、自分の老眼度をチェックしてみよう。
①人差し指の指紋側を顔に近づける。
②ゆっくりと指を目から離して、指紋がはっきりとみえる位置でストップ。
《診断》
目からの距離が30㎝以内だと健康。30㎝を越えると、老眼の可能性大!

平松先生が紹介する、最近研究で科学的に証明された「老眼」の改善方法は「ガボール・パッチ」と言う老眼改善トレーニング法。
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「ガボール・パッチ」とは、たくさんのぼやけた縞模様の中から同じ形の図形を探しだすだけの簡単な方法。このトレーニングを行うことで、目ではなく、脳の処理能力が鍛えられてぼやけた文字も見やすくなるというのだ。

「ガボール・パッチ」は書店に売られており購入可能だが、本がない人でも何かを購入した際のレシートで代用できるらしい。レシートを裏返して光にあてて、文字がギリギリ見える位置で読むだけで、同様な効果が得られるという。
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実際に「老眼」に悩む人たち10人に「ガボール・パッチ」を1日3分、それを1週間実践してもらった。すると、【0.6⇨0.8】【0.1⇨0.4】【0.3⇨0.8】などの効果が、10人全員に現れたのだ! ということは、スマホは目から30㎝離して使い「ガボール・パッチ」で対策することが有効的! 現代社会には必須の訓練法と言える!

「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、「知のビフォーアフター」を体感できる。
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