プロが良い花屋さんを見分けるたった一つのポイントは「バラの花びら」

5分で読める!教えてもらう前と後

2019/05/11 09:05

1年のうちで花屋さんに行く機会が多くなるのは母の日の前。せっかくお花を買うなら、良い店を見極めたいもの。5月7日放送の「教えてもらう前と後」では、お花のプロが良い花屋さんを見分けるコツを伝授。さらに“長持ちするお花”を選ぶポイントを教えてくれた。さあ、「母の日」に最高の花束を贈ろう!

綺麗なバラを置いているお店は要注意!?
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フラワーアーティストの永塚慎一先生によると、良い花屋さんかどうかは、バラの花を見るとわかるらしい。一番外側のよれた花びらを残しているバラは新鮮な証拠。逆に外側の花びらを剥いたバラは一見綺麗にまとまっているように見えるが要注意。綺麗に見えても実は古い花ということがあるのだそう。外側の花びらは市場から運ぶ際に内側の花びらを保護するため、丁寧な仕事をする花屋さんはあえて一番外側の花びらを残している。
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そして、咲いている花が多く残っている花屋さんは、仕入れてから日にちが経った花を置いている可能性がある。一方、咲ききっていない花が多い花屋さんは、商品の回転がよく鮮度のいい花が並んでいる証拠。花屋さんに入ったら「花の咲き具合」も要チェックだ。

茎の下を持つとわかる「花の良し悪し」
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実際に花を持ってみると、さらにその花が長持ちするかどうかが分かる。バラの花を1本取って、茎の下を持ってみると一目瞭然。茎が太いバラはピンと立っているのに対し、細いバラは花の重さに耐え切れず弧を描くように倒れてしまった。
永塚先生「茎が太い方が、花は長持ちします!花は茎が太ければ太いほど水を吸い上げる力が強く枯れにくい。持っても倒れないバラは茎が太い証拠です」
花屋さんで綺麗に咲き誇っていたのに、翌日にはしおれてしまう悪い花だったということがないように、良い花選びのポイントをマスターして母の日を迎えよう。

「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、「知のビフォーアフター」を体感できる。
次回5月21日(火)の放送は2時間スペシャル。「滝川クリステルが案内するハワイ」と「松岡修造が教えるテニスの魅力」を放送する。

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