まずは何も考えず「大吉様」と書いてみよう。実はこの3文字を見れば、あなたの性格・お金・心がわかってしまうという。この「筆跡診断」は、採用の際に参考にしている企業もあるほど重要視されているそう。3月5日放送の「教えてもらう前と後」では、出演者が書いた「大吉様」の3文字を筆跡診断のプロが解説。梅沢富美男と和田アキ子の秘めたる性格が明らかになり、滝川クリステルも妙に納得した驚きの筆跡診断とは？

「大吉様」の3文字でわかる性格とは

性格、お金に対する意識、心の広さまでわかってしまう「筆跡診断」について教えてくれるのは、日本筆跡心理学協会会長・根本みきこさん。筆跡診断とは、文字のクセを見て性格や行動パターンを診断するというもの。フランスでは、国が認める資格になっているほど。特定の傾向を持つ人の筆跡には、共通の特徴が見られることがデータにより裏付けられているため、根本さんは企業の採用や人事に対し、アドバイスも行っているという。
そこで、出演者に書いてもらった「大吉様」の文字から、根本さんに筆跡診断をしてもらった。あなたも自分の書いた「大吉様」を見てみよう。

「大」の筆跡でスター性を診断

一画目の「一」の上に二画目の「ノ」が長く突き出している人は、野心家のタイプが多い。さらに、左の払いが長い人は、目立ちたいという傾向がありスター性を持っているようだ。
ここで根本さんから、スター性があると言われたのは梅沢だった。左の払いが長く目立ちがり屋と言われた梅沢は、「この世界にいたら目立ちがり屋じゃないとね！」と開き直り気味。その一方、上にも突き出さず左の払いも短かい「大」を書き、性格が控えめと診断された和田は小さな声で「やっぱりわかるんだ...」と、あまり見せたことのない控えめな表情に（笑）。

「吉」の筆跡でお金に対する意識がわかる

ポイントは、「口」の部分。左上が開いている人は、お金が入ってきやすい傾向にあるが、下が開いている人は、お金が出ていきやすいのだとか。逆にお金に対する意識が高いのは、全閉じの人。非常に堅実で、あまりお金を使わないで貯める傾向があるらしい。年間1,000億円を売り上げる、ホテルチェーン・アパホテルの元谷芙美子社長にも書いてもらうと、なんと左の上も下も空いるではないか。

実はこの形は「回転財」と呼ばれ、お金で成功する筆跡で社長に多く見られるのだとか。入ってきたものを部下や取引先に流していき、お金を回しているのだ。ちなみに、最もお金に要注意と診断されたのは博多大吉。

左上は少ししか空いていないのに、右下も左下も空いているので、入ってくるものが少ないのに出るほうが多いということになる。

「様」の筆跡で心の広さを診断

心の広さがあらわれるというポイントは、辺とつくりの間隔。ココが広い人は心が広く、社交的なタイプ。その反対に、辺とつくりの間隔が狭い人は、人間関係も狭い傾向にあるという。
ここで再び、梅沢の字に注目。「様」の辺とつくりの間隔が非常に狭く人間関係に要注意と言われた梅沢は、「私、心が狭いんですよ。職人ですから！」と、ここでも開き直り!?
根本先生によると、字を変えることで性格も変わっていくという。なりたい自分を意識して字を書いてみると、新しい自分と出会えるかもしれない。

「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、「知のビフォーアフター」を体感できる。
3月12日（火）の放送では「初心者でも始められるキャンプの極意」と「ゴッホの秘密」を特集。

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