直筆で文字を書く機会が減ったとはいえ、ここ!という場面で恥ずかしい思いをした人も多いはず。綺麗な字を書きたいと思いつつも、習得するのは難しいと諦めていないだろうか。2月12日放送の「教えてもらう前と後」では、たった3つのコツで大人の美文字を習得する方法を学んだ。滝川クリステルの文字に躍動感が生まれた、その驚きの法則とは?
10分でヘタ文字が大人の美文字に
教えてくれるのは、著書「大人のペン字練習帳」が10万部の大ヒットとなった、ペン字講師の萩原季実子先生。これまで2000人以上の字を美文字にしてきた達人だ。美しい字が書ける3つのコツを習得するのはたった10分。ここからは紙とペンのご用意を。
【メソッド①打ち込みをしっかり入れる】
線を描く時は斜め45度に打ち込み、ためる動作を入れるべし。
横線でも縦線でも、書く時にすべてに打ち込みを入れることで線にメリハリが出て美しく見えるのだ。
【メソッド②「一」「二」「三」で横線マスター】
「土」「生」などの横線は、すべて違う方向に書くべし。横線をすべて同じ向きに書いている字は子どもっぽく見えるが、横線が漢字の中ですべて違う向きだとバランスがよく大人っぽく見える。
「一」は、メソッド1で学んだ斜め45度の打ち込みを入れたら斜め上に上がり、中心を過ぎたら弧を描くように緩やかなカーブを描くのがポイント。
「二」は、1画目は打ち込みを入れたら斜めに上げ、2画目は「一」と同じように弓なりに書く。
「三」は、一画目は斜めに上げ、二画目は真っすぐ横に。そして最後の三画目は弓なりに書くのがポイント。
このメソッドは他の漢字にも応用できる。
「光」「子」は横線が1本なので「一」の書き方。
「赤」「元」「立」は横線が2本あるので「二」の書き方。
「生」「王」「青」は横線が3本あるので「三」の書き方。
【メソッド③スキマ法】
「目」「原」などの囲みがある漢字は、スキマを作る。
囲みの中にある横線を縦線につけずにスキマを開けるだけで字に抜け感が出て美しく上品な雰囲気の字になる。
この3つは基本中の基本。しかし意識して書けば、自分が書いたとは信じられないくらい大人っぽい字に。これで、祝儀袋にも芳名帳にも、自信を持って名前が書けるようになる。
「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。
政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、決定的瞬間を教えてくれる。
「知のビフォーアフター」が体感できる番組。
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