乾燥に悩まされるこれからの季節。加湿器は風邪やインフルエンザ予防に効果的なお役立ちアイテムだ。しかし間違った使い方をすると逆に病気につながりかねないという。11月27日放送の『教えてもらう前と後』では、間違った使い方をすると肺炎を招くきっかけにもなってしまうという3つのリスクを紹介。加湿器の正しい知識を身につけて、風邪やインフルエンザを予防しよう。
加湿器のカビで肺炎のリスク
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は「間違った加湿器の使い方をすると、蒸気の中に大量のカビが含まれてしまい、少量ずつ吸入することでアレルギー性の肺炎を発症する可能性があります」と警鐘を鳴らす。もしかしたらあなたも、カビが発生しやすい間違った使い方をしているかもしれない。大谷先生が教えてくれたNGポイントは3つ。
【その①加湿器には浄水器を通した水はNG】
浄水器を通した水を使うと、タンクの水にカビが発生しやすいそう。でも水道水には塩素が含まれているため、カビの繁殖を防ぐのに効果的。これは取り扱い説明書にもしっかりと書かれている。加湿器には水道水を使おう。
【その②加湿器のタンクに水を継ぎ足すのはNG】
これも取扱説明書に書いてある。水道水の塩素の殺菌力はどんどん弱まっていくので、カビの繁殖を防ぐためには1日1回新しい水道水を入れることが重要。水を取り替える時は、振り洗いも忘れずに。これをしないとぬめりや水垢が付着し、カビが繁殖する原因になるのだ。
【その③就寝時、加湿器をつけたままはNG】
喉のために加湿器をつけっぱなしにしている人。それは、肺炎を引き起こすカビを部屋中に増やすキケンな行為!とくに冬場の暖房で室温25℃前後で加湿器をつけっぱなしにすると、カビにとって繁殖しやすいベストな環境になってしまうそう。そうならないためには、寝る時に加湿器とエアコンを両方オフに。これである程度の湿度が保て、カビの繁殖も防げる。どうしても加湿器をつけて寝たい場合は、暖房もつけたままに。空気を循環させれば、加湿しすぎるのを防げるのだ。
「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。
政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、決定的瞬間を教えてくれる。
「知のビフォーアフター」が体感できる番組。
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