意外と知られていない!「しゃぶしゃぶ」命名の由来は台所のあの音

5分で読める!教えてもらう前と後

2018/10/26 10:30

今や国民的グルメともいえる「しゃぶしゃぶ」の発祥は大阪。その親しみやすいネーミングはある偶然から生まれたものなんだそう。10月23日放送の「教えてもらう前と後」では、そのしゃぶしゃぶ誕生秘話を紹介した。お食事時の話題にどうぞ。

従業員にも笑われた「しゃぶしゃぶ」のネーミング
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「しゃぶしゃぶという名前をつけて売り出したのが大阪なんです。」とハイヒールリンゴが力説。その証言を検証するため、大阪市北区の飲食店街"北新地"にある高級肉料理店「永楽町スエヒロ本店」で話を伺った。昭和27年、先代の三宅忠一さんが"牛肉の水炊き"を"しゃぶしゃぶ"という名称にしたのが始まりなんだそう。代表取締役・三宅一郎さんは「普通、ネーミングはスマートにかっこいいものをつけるというイメージがあるかもしれませんが、"しゃぶしゃぶ"という名前で今日から発売するよと朝礼で先代が発表した時、従業員が笑っていたそうです」と言う。先代の忠一さんは、「牛肉の水炊き」に新しい料理名をつけようと考えていたのだが、なかなか浮かばずに頭を悩ませていた。そんなある日、仲居さんが台所で「じゃぶじゃぶ」とおしぼりを水洗いする音が聞こえてきたのだ。「じゃぶじゃぶ」洗っているおしぼり。そう、この「じゃぶじゃぶ」という音から「しゃぶしゃぶ」という名称が生まれたのだ。
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博多大吉の幼少期「しゃぶしゃぶ」の思い出

外国人も笑顔で「シャブシャブ グレート」と絶賛するくらい、現在「しゃぶしゃぶ」は日本のみならず海外でも人気のメニュー、世界共通言語となっている。
華丸「大吉さんは家がそんなに裕福じゃなかったから、水炊きのことを《しゃぶしゃぶ》と言っていましたよね。白菜を《しゃぶしゃぶ》するんだと教わっていたそうですけど......」
大吉「はい、お父さんこれは《しゃぶしゃぶ》じゃなくてどっちかというと《ザブザブ》だよね、と言いながら白菜の芯を煮ていました。でも、このエピソードはいらないと思う......」
「しゃぶしゃぶ」誕生秘話のみならず、今回の放送では思いがけず、大吉の幼少期の貴重なエピソードも飛び出した。

「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。
政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、決定的瞬間を教えてくれる。
「知のビフォーアフター」が体感できる番組。

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