MBS 毎日放送

2018年10月24日 17時15分 公開

ビジネストークに使える雑学「蕎麦屋の発祥、実は大阪」

ビジネスパーソンにとってのオアシス、ランチ時にぴったりのグルメ雑学を10月23日放送の「教えてもらう前と後」で紹介した。東京のイメージが強い蕎麦、でも実は蕎麦屋が誕生したのは大阪だったというのだ。いったいその背景には何があったのかをコラムにまとめた。

蕎麦の名店「砂場」のルーツは大阪
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「蕎麦屋さん」と聞くと、"蕎麦=江戸前"という意識が広まっているため、東京のイメージがあるかもしれない。しかし、ゲストのハイヒールリンゴは「うどんはもちろんですが、蕎麦屋さんも大阪が発祥なんです」と声を大にしてアピール。実は以前、この番組で「蕎麦の発祥は福岡県」と紹介したことがあるが、商売として「蕎麦屋」を構えたのは大阪なんだそう。その証拠に、大阪城近くの大阪市西区新町南公園に、蕎麦屋さん発祥の地を示す石碑が残っている。そこには「ここに砂場ありき」という文字。
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「砂場」といっても公園で子どもたちが遊ぶ「お砂場」ではありません。蕎麦好きの方なら、東京の老舗の蕎麦屋さん「砂場」の名前を一度は聞いたことがあるはず。その暖簾には実は「大坂屋」と書かれているのだ。砂場会会長・村松毅さんが「もともと蕎麦屋さんは大阪が由来でしたので、それをきちんと名乗ろうということで屋号を"大坂屋"としたようです」と説明してくれた。

蕎麦屋の発祥は豊臣秀吉の大坂城築城にさかのぼる

また、大阪府麺類食堂業生活衛生同業組合の理事長・杉本良一さんは「大坂城築城の時に、大阪のあちこちに資材置き場ができたのですが、そこの資材の中の砂とか砂利を置く場所に蕎麦屋さんができたと聞いています」と教えてくれた。今からおよそ430年前、豊臣秀吉が大坂城の築城を始めた際、5万人以上の工事関係者が集められた。そこで食事処が必要になり誕生したのが、日本初の蕎麦屋さん。そして「砂場」という愛称で呼ばれたのだ。

うどん文化の広まりにも大坂城築城が一役
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雑学をもう一つ。大阪といえば「蕎麦」よりも「うどん」のイメージが強い人も多いはず。それにはどういう由来があるのだろう。実は、大阪にうどん文化が根付いたのは、大坂城築城に使われた昆布がきっかけだった。大坂城の石垣を作る際にたくさんの石をスムーズに運べるように昆布の滑りを利用したため、大阪に大量の昆布が流通した。その後「昆布だし」が一気に浸透。うどんとの相性が良く、蕎麦を凌ぐ人気メニューになったというワケ。

「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。
政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、決定的瞬間を教えてくれる。
「知のビフォーアフター」が体感できる番組。

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