滝川クリステルも驚いた「戦後復興のカギは合コン」説を検証

5分で読める!教えてもらう前と後

2018/08/17 17:00

太平洋戦争では多くの日本人が犠牲となり、特に10代〜40代の男性が激減した。このことがきっかけで、戦後あるイベントが開催されることとなる。8月14日放送の「教えてもらう前と後」では、コラムニストの泉麻人が、戦後復興を支えることになったイベントについて紹介。そのイベント、実は現在も行われている「合コン」だった。

日本の自由恋愛、きっかけは戦後の合コン

戦争で若者の数が激減した日本では、出会う場を失った男女のために「集団お見合い会」、今でいう合コンが、昭和22年頃から全国各地で開催された。戦前、見合い結婚がほとんどだった日本で、好きな相手を自由に選べる「集団お見合い会」は画期的で、数万人が詰めかけるほどの人気に!それがきっかけで日本人が自由恋愛に目覚めて、次々と結婚。第一次ベビーブームへとつながっていく。この人口増加が戦後復興の大きな土台となったのだ。

男女の距離を縮めたのはフォークダンス

第一次ベビーブームで生まれた世代の恋愛事情を聞くと、
「しょっちゅう"合ハイ(合同ハイキング)"に行きました」
「そこでオクラホマミキサーとか、フォークダンスしました」
「次は誰と腕を組むのかなってワクワクしたりして、フォークダンス最高!」
と、当時を思い出して声を弾ませる。 手と手を握るのがこの世代の自由恋愛の象徴で、「マイムマイム」ではさらにふたりの距離が縮まったという微笑ましいエピソードも。
「若い時は、手を握って顔を見るとエキサイトしましたよ!」と語る男性は、フォークダンスで知り合った女性と結婚したという。
日本の高度成長を担った団塊世代の人たちは、"合ハイ"と"フォークダンス"で愛を深め、戦後復興の大きな力となっていたのだ。

「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。
政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、決定的瞬間を教えてくれる。
「知のビフォーアフター」が体感できる番組。

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