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後藤由紀子 ちはる


初恋の彼との再会…そんなドキドキの経験をしてしまう、このドラマの主役・由紀子を演じるちはるさん。「とにかくめげそうになっても楽しくやろう!」と決めて撮影に入ったと言うちはるさんに撮影の裏話も一緒に現場の楽しいお話をお伺いしてきました!

「ナツコイ」への出演が決まって
今回、2度目の昼ドラなんですけど、ちょっと体力的にも大丈夫かなぁ〜と思って心配してたんです。ドラマもかなり久しぶりだったし。緊張しながら撮影に入ったんですけど、落ち込んでも意外と早く立ち直れたり…。12年前に昼ドラをやらせていただいた時より気持ちに余裕が出来たのかも。昼ドラマはスケジュールがタイトですけど、その分勉強にもなります。自分の演技のクセなんかも嫌というほど気づかされるし。昔は、そういうことにも気付かなかったかもしれないです。追い込まれるとどんどん視野が狭くなってしまい、自分だけが辛い…ってなっちゃってましたね。でも、今は若い子たちが凄く頑張っているのを見ると、自分ももっと頑張らなくちゃという気持ちになりますよね。なんとか盛り上げて楽しい現場にしてあげなきゃとか思えるようになりました。

忙しいスケジュールには慣れてきましたか?
う〜ん。慣れたというよりも“やるしかない”という感じですね。でも、きついですけど現場の雰囲気が凄く良いんですよ。監督はじめ、スタッフのみんながいつの間にか私よりも年下になってしまって(笑)みんな一生懸命に今までにないものを作ろうとしていて、妥協することがないので、演じていても楽しい。そういう思いが伝わってくるから私も頑張れます。でも、スタジオだと朝から夜中まで1日20シーン以上撮る日とかは、次の日のセリフを予習していても限界が近づいてくる。それが一番きつかったですね。

共演者との初顔合わせ時はどうでしたか?
尾美さんは、よ〜く覚えてるなぁ〜。尾美さんとの最初のシーンが私へのプロポーズのシーンだったんですよ。長〜いセリフだったんですね。私、尾美さんを幼い頃から見ているので、すごい俳優さんだと思っていて。でも、本番に入った時、尾美さんの手が凄い震えていたんですね。プロポーズして断られるかもしれないっていうシーンだし、ずっとその震えは演技だと思ってたんです。緊張しながらのプロポーズに私までドキドキしちゃってたくらい…。でも、尾美さんの震えは演技じゃなかったんですよ。「最初のシーンっていつも緊張するけど今回はさらに緊張する」っておっしゃってて。こういう役者さんでもまだ緊張するんだなぁ〜と思って。私自分でも緊張するシーンを演じるときは良く撮れているんですよ。だから、やっぱり“緊張感”って大切なんだと改めて思いましたね。緊張しなくなったら終わりなんだなと思いました。

現場の雰囲気はどうですか?
みんなで、凄く仲良く楽しくやってます。空き時間もたわいもない話ですけど沢山お話していますね。スタッフの方とか、若いんですけど若いから遠慮するとかじゃなくて、若いからこそやりたいことに凄くあふれている感じで…。私、若い方とお仕事するとその“こだわり”を凄く知りたくなるんですよ。パワー溢れる若い人のこだわりを一緒に感じたいじゃないですか。私もアイディア言ったりとかしてディスカッションしたいので。「ナツコイ」のチームは本当それが出来て凄く嬉しいですね。

後藤由紀子というキャラクターの魅力は?
セリフの中に「ごめんなさい」とか「ありがとう」というのがとても多い人なんですよ。「ごめんなさい」とか「ありがとう」とかをきちんと言える人って気持ちがいなって思いますね。凄く素直で人を傷つけるのが凄く嫌いで、素敵な女性だなと思って演じています。旦那さんとか、昔好きだった人に心から素直に「ごめんなさい」とか「私が悪いの」とかって中々言えないじゃないですか。だから、私が尾美さんや前川さんにその素直なセリフを言ったりするとウルっときてたりとか、泣かなくてもいいシーンなのにグッときちゃってたりとかしてて…それを見て私までグッときちゃうんですよね。由紀子さんの気持ちになって、思いを込めて謝った時にそれが通じて相手の心の氷が解けるというか。そういうのをお芝居を通して感じたときにやっぱり「ごめんなさい」とか「ありがとう」とか許す気持ちだったりとか…こういう由紀子さんみたいな人って人の心を溶かすんだなって思いましたね。私はセリフでいただいてるから、それを気持ちを込めて言ってるんですけど、撮影中は朝から晩までずっと由紀子さんになっているので、家に帰ってからも旦那さんに「ごめんね」とか「ありがとう」とか前よ りも言っている気がして(笑)旦那さんも「大丈夫?」って(笑)私は疲れるとカレーが食べたくなるんですけど、この間旦那さんがカレー作ってくれてたりして。これは“ありがとう効果”かなと(笑)

視聴者の方に一言お願いします。
私もこの作品を通して凄くドキドキしたり、台本読んでいるはずなのに「この後この人に何言われるんだろう」って思ってしまうほど面白いドラマです。胸がドキドキワクワクするシーンがいっぱいあるので、みなさん楽しんでいただけると思います。出来るだけ欠かさずに見ていただけたら嬉しいです。


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