阪急電鉄「梅田駅」を降りてすぐ「大阪新阪急ホテル」。このホテルの1階ラウンジ 「ブリアン」のあるケーキが、“超絶インスタ映えする”と話題になっている。そこで、情報番組「ちちんぷいぷい」の「とっておきスイーツ」コーナーで、シンガーソングライターの近藤夏子がホテルを訪れた。この話題のケーキ、「思わず飲みたくなる!?ケーキ」というのだが…。
「飲みたくなるケーキ」と聞いて思い浮かぶのは、「スムージーっぽいケーキ?」「柔らかくしたムースのケーキ?」などが思い付く。スタジオでは、トミーズの健、沢松奈生子、ロザンら出演者から「プリンとかなら分からんでもないけど」といった意見がでたが、近藤は「そうじゃなくて!見た目だけで『これは、飲みたくなるわ~』と納得していただけるケーキです」と言うのだが…「見た目だけ」とは、一体、どのようなケーキなのか?
話題の「飲みたくなるケーキ」を作ったのは、パティシエの市川貴未さん。実はこのケーキ、阪急阪神第一ホテルグループ内で開催された料理コンテストの「第2位」に選ばれたという。グランプリに輝くと商品化されるのだが、この「飲みたくなるケーキ」はあまりにも"見た目がおもしろい"ということで商品化されたというのだ。
"陶器"の内側は?
作り方は、まず、ガナッシュ作りから。生クリームとジャンドゥーヤ(焙煎したナッツのペーストとチョコレートと混ぜ合わせたもの)に、ゼラチンとほうじ茶を混ぜる。「チョコレートの香りにほうじ茶の香りが負けそうだけど...」と心配する近藤だが、実際に匂いを嗅いでみると、「全然、負けてない!むしろ、ほうじ茶の香ばしさが増したかも」と。そして、次の工程は「おかきチョコづくり」。ヌガーとチョコレートと「柿の種」を混ぜ合わせる。「ケーキに柿の種?」という感じだが、食感と甘しょっぱさがアクセントになるという。次に、筒状の型にチョコレートでコーティングしたメレンゲとほうじ茶のクリームを入れて、その上におかきチョコ、ガナッシュをのせる。こうして筒状になったケーキに、均一にのばした和栗のペーストと生クリームを巻きつけてデコレーション。
仕上げは、筒全体にチョコレートを噴霧すると...。
いよいよ陶器の正体に...
「飲みたくなる」というのは、まさにコレ!!ほぼ「湯のみ茶碗」にしか見えないケーキの出来上がりだ。確かに、かなりユニークなので商品化されたのもうなずける。商品名は『焙栗(ほっくり)、950円(税別)』。「焙じ茶に栗で『焙栗(ほっくり)』です」と話す市川さん。試食した近藤は、「ほうじ茶の香りがフワッと広がって、チョコの甘味がきて、(柿の種の)塩気が残るから次々いきたくなります。見た目も楽しませてもらって、もう拍手しかない!パーフェクトです!」と絶賛していた。美味しくて、"超絶インスタ映えする"このケーキ、期間・数量限定なので気になる人は急いで。
「とっておきスイーツ」は、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBSほか 毎週月~金 ひる1時55分放送)で毎週火曜日に放送している人気企画。三戸なつめ&近藤夏子が、スマホなどで思わず撮っておきたくなるような、"とっておきのスイーツ"を紹介している。