1月19日放送の「プレバト!!」俳句査定は、名人10段の千原ジュニアが番組史上4人目の永世名人に昇格を果たした。ジュニアはおでん屋で目にしたある風景を詠み、夏井いつき先生は「芸人さんは言葉を使って一歩ずついろんなことを覚えていくもの。ジュニアさんはその力の上に、細やかなニュアンスまで使える。素晴らしい!」と大絶賛。一体どんな名句を詠んだのか?
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キスマイ横尾を夏井先生がベタ褒め!「また1つ新しい型をマスターした」
今回は「おでん」をお題に、たった1音の添削も許されない「永世名人への道」に挑む名人10段のKis-My-Ft2・横尾渉と千原ジュニア、句集出版まであと1句の永世名人・梅沢富美男が登場。
まず、前回は1つ後退している横尾は「星を取られると本当にキツいんですよ...」と悔しさをバネに渾身の一句を披露。
★1つ前進 ☆2つ → ☆3つ
ガード下シメのおでんはクミンの香 Kis-My-Ft2横尾渉
「おでんと聞いて『ガード下』を思い浮かべました。今はいろんな国の料理がコラボするじゃないですか。『クミンの香』と言えば、カレーの香りだと分かってもらえると思って」
ジュニアは「リズムがめちゃくちゃ良いのと、横尾くんは『香』が好きやな?」。実は横尾は過去にも『檸檬ケーキの香』『紅茶の香』などの句を詠んでおり、「そうです。好きなんです!」と照れ笑い。そして、見事に1つ前進を勝ち取って、「やったー! ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。
夏井いつき先生は「5音の季語と12音のフレーズの型がありますが、これは上五か下五に季語が入る型なんです。しかし、この句の場合は中七に『おでん』という季語を入れて、バランスよく成立させている。横尾さんがまた1つ新しい型をマスターした証拠です!」と絶賛。さらに「『ガード下』という場所、『シメ』という状況も分かる。でも、最後に『クミンの香』という従来のおでんのイメージと違うものを持ってきたことで空気が変わる。これからが楽しみですね!」とベタ褒めしていた。
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「助詞オタクの集大成!」夏井先生が千原ジュニアの永世名人昇格句を大絶賛
続いて、現在星4つで永世名人に王手をかけるジュニアは「ここはホンマに行きたい!」と祈るように運命の一句を披露。
★1つ前進 ☆4つ → ☆5つ 永世名人昇格!
おでん屋の一皿は先ず神棚へ 千原ジュニア
「開店と同時に入ったおでん屋さんが、おでんをまず神棚へ置いていたんです。ここから始まるのか! と見たことを思い出して、この状況を詠みたいなと思って」
梅沢は「これは行くんじゃないですか? 永世名人になれますよ!」と太鼓判を押したが、夏井先生は無表情のまま「評価のポイントは『の』『は』『へ』3つの助詞の是非です」「Bの方を渡してください」と発言。実は2つの異なる査定結果が用意されており、MCの浜田雅功が「ジュニアの説明を聞いて、判断するということでした」と明かすと、想定外の事態にジュニアは「えっー!」と棒立ちに。
先生が下した査定は「1つ前進!」。ついに番組史上4人目の永世名人昇格を決めたジュニアは「やったー! めちゃくちゃ嬉しい!」と喜びを爆発。夏井先生は「『一皿を』でも意味は通じるけど、あえて『一皿は』にすることで、この後お皿はどうするの? という第三者の視線になる。まさにジュニアさんがお店で見た視線を表現できている」と解説。「まさに助詞オタクの集大成! しかも、芸人さんは言葉を使って一歩ずついろんなことを覚えていくもの。ジュニアさんはその力の上に、細やかなニュアンスまで使える。素晴らしい!」と褒めちぎっていた。
一方、梅沢は「あとは(横尾とジュニアの)2人が継いでくれますから、心置きなく去っていけますよ!」とうれしそうにしていたが、自身は『練り物の蓋持ち上げておでん鍋』句がまさかのボツ。またも卒業はお預けになり、「また、来週来ますかね...」と苦笑いしていた。
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さて、来週は47都道府県ふるさと戦<千葉県&京都府>
県(府)の公認ポスターに選ばれる句を詠むのは一体だれ・・!?
芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/
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