10月13日放送の「プレバト!!」は、「秋の水彩画コンクール2022」が行われ、本来ならば4人が満点を叩き出していた大激戦となった。野村重存先生は「これは満点ですよ!」と、こがけんの作品に一度は100点をつけたが、…大波乱の展開に。これを凌駕する最高傑作で野村先生を「指より小さいのに表情が分かる!」とうならせ、水彩画の頂上決戦を制したのは誰だったのか?
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こがけん絶叫「後から減点?」 100点 → 97点の4位陥落の屈辱
今回の水彩画査定は「秋の水彩画コンクール2022」が行われ、名人8段の田中道子、7段の光宗薫と辻元舞、4段のレイザーラモンHG、特待生2級の渋谷飛鳥、5級の中川大輔とこがけんの7人が参戦。現在、単独で最高位に君臨するも、いまだに優勝経験がない田中は「絶対にトロフィーが欲しい!」「もう何年も辻元さん、光宗さんと三つ巴の戦いを繰り広げているし、HGさんもダークフォース。絶対に負けたくない!」と悲願の初優勝に向けて鬼気迫る表情。しかし、「一度も名前が出てこなかったんですけど! 完全に眼中にないの?」と田中に嚙みついたこがけんが下克上を巻き起こした。
★4位 こがけんの作品「フライングつまみ食い」
「止まった状態じゃ、スピード感が出せないじゃないですか。手がブレて動いているのを描かなきゃいけない。だから、ピックの輪郭とか手をぼかして残像を描こうと思ったんです」
野村重存先生は「たこ焼き屋さん」をお題にしたこがけんの作品を「こんな上手い人いたんですね? これは満点ですよ!」と絶賛。評価項目の「構図」「風景描写」「明暗」の全てで30点満点を獲得し、さらに特別項目の「スピード感」も一度は10点満点が告げられ、合計100点を叩き出したのだが...。
しかし、「スピード感」だけは相対評価で必ず点数に差をつける採点方法だったため、先生は他の作品と見比べて「これが4位になったんです...」と97点に訂正。まさかの4位に陥落したこがけんは「後から減点?」と絶叫。だが、"水彩画四天王"の辻元、光宗、田中、HGの誰かが、こがけんより下位に沈むことが確定する大波乱の幕開けとなった。
大接戦を制したのは光宗薫! 野村先生が大絶賛「指より小さいのに表情が分かる!」
その後、中川が最下位、渋谷が6位。そして、前回王者のHGが「バッティングセンター」をお題にした作品「フォー!ムラン」で惜しくも3位にランクイン。
★3位 レイザーラモンHGの作品「フォー!ムラン」
ラストは無敵の芸術ママ・辻元舞、水彩画で特待生第1号になった光宗薫、無冠の感情むき出しクイーン・田中道子が激突。まず、辻元が屈辱の5位で脱落。「本当にトロフィーが欲しい! 光宗さんは持ってるじゃん。私はまだ持ってないもん!」と1位にこだわる田中、「水彩画の特待生第1号のプライドがあるので!」と優勝を譲るわけにはいかない光宗の一騎討ちに。
★2位 田中道子の作品「仲間‼」
田中のお題は2本の縄を跳びながら高速で技を披露する「ダブルダッチ」。「全員が跳んでいる瞬間はなかったのですが、違和感のない構図で技を組み合わせて。雲は高く奥行きがあるように、全体的に魚眼レンズ風にして躍動感を意識しました」
野村先生は「楽しそう! 人物が飛び出してきそう、かかっている音楽まで聞こえてきそうな構成力がすごい! マイナス点を言うのは無理。傑作です!!」と称賛。敗れはしたが、お褒めの言葉をもらった田中は「自分がレベルアップしていることは分かるんですけど、それを光宗さんには超えないで欲しい...。トロフィー欲しかったよ...」と号泣。
★1位 光宗薫の作品「緑光と夏飛沫」
光宗のお題は「長瀞のライン下り」。「実際にはこんなに波は立っていなかったのですが、今回はスピード感がテーマなので、できるだけ飛沫を強めにいっぱい描ける縦の構図にしました」
先生は「これは上手いよ! 大自然の生命力があふれるような動きや迫力が実に見事に描かれている。抜群ですね!」と大絶賛。勝敗を分けた理由について、「1位と2位は大変難しかった。ただ、人物が大きく描かれた田中さんの作品よりも、光宗さんの作品の船の人たちの顔、表情、手の動きの方がリアルだった。指より小さく描かれている顔の表情がみんな違うんです。マスクしているのに表情が分かる! 軍配はこちらに上がると判断せざるを得なかった」と説明。最後まで「光宗さんはまた進化したよね!」とお褒めの言葉が止まらなかった。
<秋の水彩画コンクール2022 結果発表>
第1位 光宗薫
第2位 田中道子
第3位 レイザーラモンHG
第4位 こがけん
第5位 辻元舞
第6位 渋谷飛鳥
第7位 中川大輔
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