６月２３日放送の「プレバト！！」色鉛筆査定は、「第１回色鉛筆コンクール２０２２」が行われ、名人５段の辻元舞が初代王者に輝いた。辻元が描いたのは『おでん　俺のだし』の「おでんの盛り合わせ」と「毛蟹の絢爛盛り」の２品。「本当に気合を入れて描いたんです！ 過去最高に時間がかかった…」と４６時間もかけた最高傑作を披露すると、三上詩絵先生は「とても美味しそうです！ 圧倒的ですね！」「繊細に丁寧に描いてあります！」とお褒めの言葉のオンパレード。辻元の優勝作品は、６月２４日から「おでん　俺のだし」（東京・銀座）のメニュー表紙を飾ることが決まった。

「トップを狙う！」「初代王者になる！」優勝争いの辻元舞と田中道子がバチバチ

今回の色鉛筆査定は初のタイトル戦「第１回色鉛筆コンクール２０２２」が行われ、「食欲そそる料理」をお題に名人５段の辻元舞、４段の野性爆弾・くっきー！、特待生３級の田中道子、５級の池田鉄洋、純烈・小田井涼平、ミサイルマン・岩部彰、山崎浩子の７人が激突。しかも、優勝作品は「俺のフレンチ」をはじめとする「俺の」系列店のメニュー表紙に採用されることが決定。お店選びは自由・描く料理は２品というルールのもと、大激戦を繰り広げた。

まず、池田が６位、山崎が２位、岩部が４位、くっきー！が５位にランクイン。初代王者の座をかけた優勝争いは、「トップを狙っていきたい！」と自信満々の無敵の芸術ママ・辻元、「初代王者になれると思います！」と感情むき出しの田中の一騎討ちに。

辻元は「ここまで来たら１位がいいです...」、田中も「いける...。いや、無理かも...」と祈るように結果を待つ中、ＭＣ浜田雅功の口から発表されたのは「優勝は辻元舞！」。

惜しくも３位に終わった田中は「地獄...」と絶句。だが、田中が描いた『俺のイタリアン』の「トリュフとポルチーニのビスマルク」「殻付きウニのコンソメジュレ」は優勝してもおかしくない、とんでもないハイクオリティーだった。

「表紙になることをイメージして、（絵の中に）ピザをカットする手を入れてストーリー性を作った。あと、ピザの焦げ目は一つひとつ丁寧に描いたつもりなんですが...」

三上詩絵先生は「ピザの生地のふくらみがフワッとした感じ、焦げ目の色合いもとても上手です！」「ウニのトゲの重なりもよく描きましたね。そのままの質感！」と絶賛。しかし、明暗を分けたのが、採点項目の１つ「美味しそう」に見えるかが７点どまりだったこと。

先生は「全体が薄いので、美味しそうな色合いが弱い」「手に青や紫を使ったのが気になる。食べ物の絵としてはマイナスポイントになった」と指摘。MC浜田は「良かれと思ってやった手が...」と励まそうとしたが、田中は「余計なことでしたね。やらなきゃよかった」と悔しさをにじませていた。

「圧倒的！」初代王者・辻元舞が46時間かけた最高傑作を三上詩絵先生が大絶賛

そして、初代王者に輝いた辻元が描いたのは、『おでん　俺のだし』の「おでんの盛り合わせ」と「毛蟹の絢爛盛り」。

「卵の黄身に赤い色を足して、濃厚さを表現しました。毛蟹は鉛筆を尖らせて、細部にこだわって描きました！」

実は４６時間もかけた力作で、辻元は「本当に気合を入れて描いたんです！ 過去最高に時間がかかった...」。それを聞いた最下位の小田井は「我々は２品目、背景とだんだん力尽きていったのですが、まずテーブルの木目の細かさに驚いた！ 全く力尽きなかったのが、すごい！」と大絶賛。

三上先生も「とても美味しそうです！ 圧倒的ですね！」「繊細に丁寧に描いてあります！ しらたきが１本ずつちゃんと巻いてあるのも、スープに浸っている部分も分かる。厚揚げの微妙なざらつき感もよく分かる！」とお褒めの言葉のオンパレード。「明暗」「デッサン力」「美味しそう」の３項目で満点を叩き出し、合計99点の過去最高傑作で初代王者に輝いた辻元は「ありがとうございます！」と満面の笑みを浮かべた。

辻元の作品は、６月２４日から「おでん　俺のだし」（東京・銀座）のメニュー表紙に飾られることが決まった。

＜色鉛筆コンクール２０２２＞
第１位　辻元舞
第２位　山崎浩子
第３位　田中道子
第４位　岩部彰（ミサイルマン）
第５位　くっきー！（野性爆弾）
第６位　池田鉄洋
最下位　小田井涼平

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芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛！才能ナシなら容赦なく酷評！浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト！！』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。