６月２４日放送の「プレバト！！」俳句査定は、ランキング戦で“才能ナシ最下位”に撃沈した勝俣州和の句「あと五人呻（うめ）く幼き牛蛙」がスタジオを騒然とさせた。勝俣は食べ過ぎでお腹がパンパンに膨れた子供を病院に連れて行った句を披露したつもりだったが、Kis-My-Ft2・千賀健永はおぞましい言葉の羅列に「ホラー」「地上波に流しちゃいけない…」と絶句。夏井いつき先生も「久しぶりにすごいの来ました」「沼に転落したバスかなんか？」と身の毛もよだつ内容にしか読めないと呆れ果て、最後は「これ以上考えるの嫌」とさじを投げた。
「久しぶりにすごいの来ました」夏井先生が勝俣州和の句に大呆れ
今回は店舗の入り口に置かれた装置の表示「ただ今のお待ち人数」をお題に、ランキング戦に加藤登紀子、勝俣州和、犬飼貴丈、ハラミちゃん、さらば青春の光・森田哲矢が登場。夏井いつき先生が「天国か地獄かの真っ二つ」と言った通り、評価が"才能アリ"か"才能ナシ"に分かれる展開となった。
まず、ハラミちゃんが"才能ナシ３位"、犬飼が"才能アリ２位"、森田が"才能ナシ４位"にランクイン。そして、加藤の「やりくりも万策尽きて梅雨ごもり」が"才能アリ１位"に輝き、スタジオを騒然とさせたのが"才能ナシ最下位"に撃沈した勝俣の句だった。
＜才能ナシ最下位＞
あと五人呻（うめ）く幼き牛蛙
勝俣州和
「みんなでバーベキューをして、うちの息子が食べ過ぎて病院に連れて行ったときの状況です。（ウシガエルのように）お腹が膨れた息子がずっとうめいて、かわいそうだった」
説明とは裏腹におぞましい言葉が羅列した一句に、永世名人の梅沢富美男は「何？」とドン引きで、名人２段のKis-My-Ft2・千賀健永も「ホラー」「地上波に流しちゃいけない...」と絶句。夏井いつき先生は「久しぶりにすごいの来ました」と大呆れで、「沼に転落したバスかなんか？ うめいている人がいて、ウシガエルが鳴いている？」「そうじゃなかったら、ウシガエル一家のアニメ？」と理解不能な様子。
＜才能ナシ最下位＞
あと五人診察を待つ夏休み
夏井先生は「診察を待っているんでしょ？ それを書かないと。そして、待っているのがせめて子供だと分かる季語を持ってくるしかないでしょ」と添削をしたが、最後は「これ以上考えるの嫌」とさじを投げてしまった。
「できたら飛び級したい！」キスマイ千賀が有言実行の２ランク昇格で狂喜乱舞
特待生昇格試験には名人２段のKis-My-Ft2・千賀健永、句集出版を目指す永世名人の梅沢富美男が登場。キスマイメンバーの名人６段・横尾渉との差を縮めたい千賀は「できたら飛び級したい！ 飛び級したくて今回の句を作りました」と自信作を披露した。
＜２ランク昇格 名人２段 → ４段＞
宵宮の慈雨は屋台の人波へ
Kis-My-Ft2 千賀健永
「実家の近所に熱田神宮があって、そこの夏祭りがすごい楽しみだったんです。"宵宮"は前夜祭のことで、やさしい雨、恵の雨の"慈雨"が降ってきて癒されるという句です」
お題から祭りの"屋台の人波"に発想を飛ばした一句だったが、問題点は"宵宮""慈雨"共に夏の季語ということ。「季重なり」が評価のポイントになったが、夏井先生が告げた査定はまさかの「２ランク昇格」。千賀は「えっ、うそ？」「マジで？ やったー！」と狂喜乱舞。「俺、言いましたよね？ 飛び級したいって」と有言実行が信じられない様子。
先生は「あえて（季重なりを）やったんですよね？」と一応確認すると、千賀は「あえてやりました！」。その言葉を聞いた先生は「季語は普通お互いを殺し合うのですが、恵の雨の"慈雨"がたまたま"宵宮"の日だった。どっしり共存しているわけです」と大絶賛。さらに「その雨が屋台の人波へ向かって移動する。"へ"の使い方がうまい。映像として非常にしっかりしている。これは見事としか言いようがない」とお褒めの言葉のオンパレード。千賀は「よし！ よし！」と何度もガッツポーズを繰り返して、喜びを噛み締めていた。
最後は「富美男のお手本」に挑戦した永世名人の梅沢も「百物語最後の鏡に映る物」で"掲載決定"を勝ち取り、まもなく開幕する夏の俳句タイトル戦「炎帝戦」に向けて、名人２人が大きく弾みをつける結果となった。
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さて、次回のプレバトはCreepy NutsのDJ松永、女優・工藤美桜が初登場！
「俳句」＆「消しゴムはんこ」査定のランキング戦の行方はいかに！
次回の俳句のお題は・・・
７月１日（木）よる７時から お楽しみに～！ 【動画はこちら】
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