MBS 毎日放送

2020年04月14日 15時30分 公開

東国原がタイトル戦V6、梅沢まさかの最下位撃沈に「忙しかったんだよ!」

4月9日放送の「プレバト!!」は名人・特待生だけの俳句タイトル戦「2020春光戦」の決勝が行われ、東国原英夫が番組史上最多となる6度目の優勝を果たした。1位と最下位を東国原と梅沢富美男が争う衝撃の展開となり、梅沢がまさかの最下位に撃沈。“風呂なし四畳半”時代を詠んだ梅沢だったが、夏井先生は「何でこんなに間取りに言葉を使うの? 不動産屋じゃないのに。もうこれは仕方ないです。10位です」とバッサリ。ぐうの音も出ない梅沢は「今月は忙しかったんだよ!」とふて腐れ気味に敗戦の弁を語った。

岩永徹也が初のタイトル戦決勝で堂々の4位、夏井先生も「意欲的」と絶賛
過去最多18人の名人・特待生が参戦した俳句タイトル戦"冬麗戦"。ついに決勝が行われ、前回のタイトル戦でシード権を獲得したKis-My-Ft2 横尾渉、東国原英夫、フルーツポンチ 村上健志、梅沢富美男の4人に加え、予選ブロックを通過したFUJIWARA 藤本敏史(予選Aブロック1位)、中田喜子(同2位)、Kis-My-Ft2 千賀健永(同3位)、千原ジュニア(予選Bブロック1位)、岩永徹也(同2位)、鈴木光(同3位)の計10人が、俳人・夏井いつき先生が用意した「不動産屋さん」をお題に激突した。

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まず、18年冬の王者・キスマイ千賀が5位にランクイン。続いて、昨年春・夏を連覇したフルポン村上がまさかの6位となり、スタジオにどよめきが巻き起こる。次回のシード権も絶望的になった村上に対し、梅沢は「この程度の俳句を詠んで、お前はよくふて腐れているな!」と追い打ちの一言を投げかけ、天敵の脱落にご満悦の表情を浮かべた。

<第4位>
枳殻の棘や引き篭りの寝癖
         岩永徹也

序盤から大波乱の幕開けとなる中で堂々の4位に輝いたのは、初めてタイトル戦決勝に進出し、「名人を何人か倒したいですね」と意気込んでいた岩永。

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「不動産屋さんから家に発想を飛ばし、引きこもりの様子を詠みました。春に白い花を咲かせる枳殻(カラタチ)には棘がある。その様子が、あらゆるものに尖って守ろうとする引きこもりの感じ、その髪が整っていない様子と重ねて詠んでみました」

梅沢は岩永の句に意欲を感じ取ったようで、「これは夏井先生にチャレンジしたんじゃないですか。"枳殻の花"なら春の季語だが、"枳殻"だけで季語になるのかどうか。無季の句になるか、季語として認められるか。こういうところが、大したもんだ!」と絶賛。

夏井先生も「おっちゃん(梅沢)、偉い! 本気で勉強しているんですね。ささやかな感動を覚えました。この句の大事なポイントがそこにあるんですね」と梅沢の指摘通りだと明かし、「俳句では基本的には樹木だけでは季語にならない。花や実になった時に季語になるのが一般的。でも、"棘"ですから、無季の句として受け止めました」と解説。

そして、岩永の挑戦句を「まず、"や"で切って、"棘"を強調します。引きこもっている人物を拒絶する"棘"、自分自身を責める"棘"かもしれない。"枳殻の棘"と"引き篭り"をくっつけて読むと、奥行きが広くなる。こういう意欲的なことをやってくれるのが、うれしい!」と褒めたたえた。

「着物は150万円だぞ!」怒り狂う梅沢を夏井先生が完全スルーでスタジオ大爆笑
その後はジュニアが7位、中田が3位、キスマイ横尾が8位、フジモンが2位、鈴木が9位にランクイン。ラストは、ミスタープレバト・梅沢と過去5度優勝の実力者・東国原が1位と最下位を争う予想外の事態となる。

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天国と地獄を分け合う展開に、東国原は「18年の春光戦では、最後に1位と2位を御大(梅沢)と僕が争ったけど、その時とは状況が全然違う!」と驚きを隠せない様子。一方、1年半ぶりのタイトル戦優勝まであと一歩に迫る梅沢は「こうじゃなかったら、プレバトじゃないんだ。お待ちどうさまでした!」と自信満々。

<最下位>
風呂なしの四畳一間の三葉芹
        梅沢富美男

東国原の1位が発表されると、大見えを切って惨敗を喫した梅沢は「そろそろ、辞めなきゃね...」「長い間、みんなありがとうね...」とすっかり意気消沈。

「まあ最下位の句ですから...。何を言っても感じないと思いますが、私の人生を詠んだんです。15歳で田舎から東京に出てきたんです。そして、17歳で初めて自分の部屋を持ったんです。四畳半ですよ。お金もないし、自炊をしていて。三葉芹はコップに挿して水を入れておくと増えるんですよ。それを見ながら、俺もいつか三葉芹のように何本も大輪の花を咲かせてみせるぞと決意したんです。まあ、その通りにはなりましたけど」

納得のいかない梅沢は「最下位ですけど...。最下位の人が一番高い着物を着ているんだけどね。150万円ですよ。母親が亡くなる前に作ってくれた着物を着ているんだよ!」と怒り狂ったが、夏井先生は「はい。着物はさておき、解説に入りましょう」と完全にスルーすると、スタジオは大爆笑。

先生は「"三葉芹"をお料理に使った後に、コップに挿すという肝心なところが書かれていない。清く貧しい生活、美しい心根がこの句の一番大事なところでしょ?」と問いかけると、梅沢は「そうです! 分かってますけど」とふて腐れ気味に返事をすると、先生は「やれよ! それを書かないといけない」とあきれ気味に添削に着手する。

<添削後>
三葉芹挿して風呂なし四畳半

「挿せよ! あと、何でこんなに間取りに言葉を使うんですか? 不動産屋じゃないのに。自分で言ったじゃないですか、"四畳半"と。もうこれは仕方ないです。10位です」とバッサリ切り捨てられ、言い返す言葉がなくなった梅沢は「今月は忙しかったんだよ!」と愚痴っぽくわめき散らしていた。

東国原が史上最多6度目のタイトル王者、夏井先生は「やっぱり、さすが!」とベタ褒め
ライバル・梅沢を撃破し、1年3か月ぶりにタイトル王者に返り咲き、しかも番組史上最多の6度目の優勝を果たした東国原は歓喜のガッツポーズ。

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<1位>
まるでシンバル移り来し街余寒
        東国原英夫

「発想は御大(梅沢)と同じで、僕も18歳で宮崎から東京に出てきて。その時の街がまるでシンバルのようだった。冷たい、騒がしい。不安感を破調にして、定型の五七五にしなかった」

夏井先生は「本当に見事な一句だと思います。比喩というのはある程度離れていないと、面白くないんです。でも、分かりやすいとつまらない。離れすぎると、分からない。このちょうどいい間が難しい。その比喩から始まり、引っ越してきた町が"シンバル"という楽器のようだと。質感も硬質で、ジャーンとなる音も不安感をかき立てる。街のことがここまでで分かる。あと3音しかないのに、ポーンと春になっても肌寒い季語"余寒"を投げかける。その瞬間に、もう一度シンバルが鳴るかのような感じもありますね」と大絶賛。さらに「ここまで作れたら気持ちいいでしょうね。やっぱり、さすがだな!」とお褒めの言葉が止まらなかった。

その後、次回の夏のタイトル戦の予選が免除されるシード権が4位(東国原、藤本、中田、岩永)まで与えられることも発表され、最後は満面の笑みを浮かべた東国原が賞金30万円とトロフィーを受け取って幕を閉じた。


<2020春光戦 決勝 結果発表>
第1位 東国原英夫
第2位 藤本敏史(FUJIWARA)
第3位 中田喜子
第4位 岩永徹也
第5位 千賀健永(Kis-My-Ft2)
第6位 村上健志(フルーツポンチ)
第7位 千原ジュニア
第8位 横尾渉(Kis-My-Ft2)
第9位 鈴木光
最下位 梅沢富美男

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・
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みどころ動画→https://youtu.be/ELJtjsyJHlM

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