MBS 毎日放送

2019年11月20日 05時30分 公開

キスマイ二階堂が人生2度目の"才能アリ"で歓喜の雄叫び!夏井先生「あっぱれ!」

 11月14日放送の「プレバト!!」俳句査定は、「俳句にはもう出ない!」と宣言したはずのKis-My-Ft2 二階堂高嗣がまさかの参戦で、人生2度目の“才能アリ”を獲得する電撃復帰を果たした。俳句劣等生仲間のキスマイ宮田俊哉の活躍に奮起したという二階堂は「今回獲れなかったら、マジで出ない!」と覚悟のラストチャレンジを訴え、出雲大社に集う神々を表す“神の旅”という季語を用いた縁結びの句を披露。有言実行を果たし、MCの浜田雅功に駆け寄って熱い抱擁を交わすなど狂喜乱舞。夏井いつき先生も「これがあなたの句なんて!」「よく勉強した!」「あっぱれ!」と大絶賛で祝福した。

キスマイ宮田の活躍で奮起の二階堂がリベンジ達成、「よっしゃー!」と歓喜の雄叫び

今回は「電車から見える紅葉の絶景」をお題に、ランキング戦に早稲田大学大学院卒業の大女優・秋吉久美子、ドラマ「あなたの番です」で中国人留学生役を演じて話題となった若手実力派女優・金澤美穂が初登場。さらに、前回「俳句にはもう出ない!」と宣言したはずの二階堂、過去2回"凡人"査定ながら着実に点数をアップしている升毅、前回の査定で"才能アリ"を獲得して特待生候補に躍り出た小倉優子が参戦する。

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二階堂のまさかの復帰にMCの浜田雅功が「もうやらないって言ったよね?」とツッコむと、二階堂は「この間(キスマイメンバーの)宮田(俊哉)が1位を獲ったじゃないですか。あれはマジで話が違うなって!」と俳句劣等生仲間の宮田の姿に奮起したことを告白。今回が22回目の挑戦となったが、「もう今回1位を獲れなかったら、マジで出ない!」と悲痛な覚悟を訴え、ラストチャレンジに臨んだ。

まず、升がたった1字のミスで"凡人3位"、初登場の金澤が"凡人4位"にランクイン。残るは"才能アリ"が2席と"才能ナシ最下位"。「頼む!」と祈るように査定を待つ二階堂を浜田がニヤリとチラ見し、二階堂が「何で僕を見るの?」と不安がる中で"才能アリ2位"が発表されることに。

<才能アリ2位>
竹林に華やぐ心神の旅
        Kis-My-Ft2 二階堂高嗣

惜しくも1位は逃したが、人生2度目の"才能アリ"を獲得した二階堂は「うおー!ヤッター!」「よっしゃー!」と歓喜の雄叫びを連発してガッツポーズ。さらに「浜ちゃん!」と駆け寄って浜田と熱い抱擁を交わすなど狂喜乱舞。

「10代の頃に京都に遊びに行って、初めて竹林を見た時を思い出したんです。諸国の神が出雲大社に集まる"神の旅"が季語なのですが、男女の縁を結ぶのが出雲大社。竹林にはたくさんのカップルがいたのですが、この素敵な季語を見つけたので」

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俳人・夏井いつき先生は「"神の旅"という季語をよく勉強しましたね。これがあなたの句なんて、びっくりですよ!」と笑顔を見せ、「竹林の光景から中七の"華やぐ心"。下手に使ってしまうとイメージだけで終わってしまうので、とても難しいんです。ところが最後に"神の旅"が出てくる。私は神様たちが日本中から出雲に集い、これから日本中の男女の縁を結ぶんだという神様の華やぐ心も一緒に書いてあるように感じましたね。勝因の全ては下五にこの季語を置けたということ。あっぱれ!」と大絶賛。添削がないことも明かされると、二階堂は「なし? なし!」「ありがとうございます!」とはしゃぎまくっていた。

大女優・秋吉久美子が初参戦で"才能アリ1位"の鮮烈デビュー

そして、なんと"才能アリ1位"に輝いたのは初登場の秋吉。特待生候補の小倉にまさかの勝利を収め、秋吉本人も驚きのあまり口を大きく開けてあんぐり。

<才能アリ1位>
秋の蝶1グラム足す風の重さ
           秋吉久美子

「蝶は沖縄では亡くなった人の魂を表すそうなんです。豪華な色づいた山の装いの中で、秋に向かっていく蝶の命の軽さ、むなしさへのレクイエムを句にしてみたらどうかなって」

査定を見守っていた名人10段のFUJIWARA藤本敏史は「比喩がすごく成功している」と褒めつつ、「"グラム""足す""重さ"。この3つの言葉が近すぎるかな?」と問題点も指摘。しかし、秋吉が「風の重さは人によって違うから、連想させるには近くていいかなと思った」と言い返すと、大女優の言葉にフジモンは「そうですね...」とすぐに前言を撤回。浜田から「折れるな!」とツッコまれる一幕も。

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夏井先生は「この句は詩として非常に豊かな感性を持っている。強く褒めないといけません。風や蝶の命に重さがあるのではないかと感じ取っているのが、ちゃんと伝わってきます。本当は計れないものを"1グラム"とあえて具体的に書く。詩を醸し出す時の1つのやり方なんです」と称賛。その一方で、「何が微妙に気になるか。それは"足す"という動詞なんです。うまく使うと動作を言い表せるのですが、これは状態を説明する言葉なので、この2音だけが非常にもったいない。この微かな違和感を藤本さんが感じ取っていることも褒めたい」とフジモンの指摘通りだとも解説。さらに「この句を見る限り、才能のありそうな方ですから。俳句としてアドバイスしますね」と添削に乗り出す。

<添削後>
秋蝶撓う風の重さ1グラム

「蝶の後は"風"から行くと素敵になります。また、羽がしなやかに"撓(しな)う"という言葉にすると、俳句の調べを確保しつつ、詩の感性が書けるんです。すぐに上手になると思いますよ」。先生の言葉に秋吉は「ありがとうございます。でも、なんか一番直されてないですか?」と苦笑いを浮かべつつ、初参戦での"才能アリ1位"デビューに手ごたえを感じている様子だった。

夏井先生がフジモンに一喝!「分かってんなら、やんなさいよ!」

特待生昇格試験には、特待生2級の柴田理恵と名人10段・藤本敏史が登場。まず柴田が「高僧も無明の吾もまた紅葉愛で」で惜しくも現状維持。続いて、"永世名人"を目指すフジモンは「ここで梅沢さんに追いつきたい!」と☆1つ差で先行する帝王・梅沢富美男を猛追すべく、幼少期の思い出を詠んだ句で勝負をかける。

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<1つ後退 ☆1つ→☆0>
紅葉見に行くトロリーに乗り換えて
            FUJIWARA 藤本敏史

「子供の頃に親に連れられて京都の紅葉を見に行ったのが微かに記憶にあるんです。その思い出をシンプルに俳句にしました」。しかし、残念ながら"1つ後退"に終わり、「10段なのに言葉の無駄遣い」という査定理由が明かされると、フジモンは「嘘つけ」と納得がいかない様子。

夏井先生は「良いところはもちろんあるんです。トロリーという乗り物だけで、非常に懐かしい光景、空気感、時代の気分が出てきます。それと"紅葉"という季語が一緒に句の中にあるだけで、十分光景がある。さらに"乗り換え"も状況がよく分かる。でも全体で見た時に動詞が無駄に多いんです」と解説。フジモンが「そうですよね~」とうなづくと、先生が「分かってんなら、やんなさいよ!」とイラつき、フジモンも「怖っ! 僕だって星を1個取られて穏やかじゃないんですよ! じゃあどうすれば?」とやり合う場面も。

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<添削後>
トロリーに乗り換え母と(5分)紅葉山

先生は「"トロリーに乗り換え"から始めて、最後の着地を"紅葉山"としましょう。そうすれば3音分隙間ができるんです。"母と"とすれば一緒にお母さんも見えてくる。"5分"とすれば、5分くらい乗っていたんだと分かる。俳句における3音を馬鹿にしてはいけません。まだまだやれるんです。10段なんですから」と添削。最後はフジモンも納得しつつ、「☆を取り上げるシステムどうかと思う...」と険しすぎる"永世名人への道"を嘆いていた。

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・

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【動画】夏井いつき先生によるみどころはこちら

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