MBS 毎日放送

2019年07月08日 17時00分 公開

ナルシズム全開のフルポン村上に夏井先生「その顔本当にイラつく!」

7月4日放送の「プレバト!!」俳句の特待生昇格試験に名人10段・フルーツポンチ村上健志が登場。都会の風景を切り取った一句で、夏井先生から「季語を生かす描写が素晴らしい」と絶賛され、究極の査定・永世名人への道で“1つ前進”を勝ち取った。しかし、「ゾーンに入っちゃってて」と語るナルシズム全開のニヤケ顔に、夏井先生は「(俳句は丁寧だけど)その顔は本当にイラつく!!」とチクリ。MCの浜田雅功も「お前の顔はホンマに腹立つわ!」と苛立ちをあらわにした。

「俳句というより自画像を描いてる感じ」
「梅雨明けの銀座」の写真がお題となった今回、特待生昇格試験に、"永世名人への道"に初挑戦する名人10段・フルーツポンチ村上健志と特待生3級の立川志らくが登場。

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前回10段に昇格して勢いに乗る村上だが、MCの浜田雅功が「名人ともなると、控室では(ふんぞり返って)座ってますから。前までは立っていたんですよ」と暴露。しかし、村上は「僕が座らないと、みんな座れないから」と"名人風"を吹かせまくり、「最近、本当にゾーンに入っちゃって。俳句を作っているというか、自画像を描いている感じ。今回もパッと出てきました。出てきたというより、最初からあったというか」とナルシズム全開で自信作を披露する。

<永世名人への道 1つ前進 ☆1つ>
エルメスの騎士像翳(かげ)りゆき驟雨
         フルーツポンチ 村上健志

「銀座のエルメスのビルの屋上に騎士像があるんです。そこに行くと見上げちゃうんですよ。でもそこに急に雲がかかって陰ってきた。驟雨というのはにわか雨のことで、それが降り出したという映像なんですけど。銀座ならではというか、格好よくないですか?」

"1つ前進"の査定が告げられると、村上は「喜ばし~」と謎の言葉で喜びを爆発。俳人・夏井いつき先生は「銀座を知っている人は"エルメスの騎士"だけで映像を思い浮かべてくれる。騎士像が"翳りゆき"なのかと思ったら、最後に季語"驟雨"が出てくる。"翳りゆき"という言い方をすると、短い時間を映像として描写できる。夕立をつれた黒い雲が近づいてくる、雨の匂いもしてくる。そう思った瞬間に驟雨が騎士像の方から自分の方に降ってくる。短い時間の映像・距離・皮膚感を全部伝えています。よく考えて丁寧に作っている」と大絶賛。

しかし、自信満々のニヤケ顔を連発する村上の態度に、村上の俳句を認める先生も「その顔は本当にイラつく!」と一喝。MCの浜田も「お前の顔ホント腹立つわ!」と怒りをあらわにする中、村上は「(先生は)すごいよ。全部お見通しなんだな~」と相変わらずの飄々とした態度。ランキング戦に参戦し、査定を見守っていた小籔千豊も「イラ立ちと感心って共存するんやな」と何か言わずにはいられない様子だった。

夏井先生絶賛!志らくの"絵画"に発想を飛ばした一句
直近は2回連続で"現状維持"とスランプ気味の立川志らくは、1900年代初頭に活躍したイタリアの画家・モジリアーニを句に登場させる意欲作で勝負。

<1ランク昇格 3級 → 2級>
梅雨明けやモジリアーニの歩く街
         立川志らく

「銀座を出さずに、銀座を詠もうと考えて。雨の間は楽しく買い物ができないが、梅雨明けでいいお天気になって颯爽と歩く人たちがどんな風に見えるか。モジリアーニが描くような首が長いピシッとした人がたくさん歩いているんじゃないかな」

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ついにスランプから抜け出し、志らくは手を叩きながらホッとした様子。夏井先生は「季語を上五に持ってきて"や"で切る基本中の基本の型を丁寧に抑えていて、堅実な攻め方。問題は"モジリアーニの歩く街"。モジリアーニが描くような人たちが歩いていることが比喩としてスッと受け止められる。都会のオシャレな感じもするし、都会の憂鬱もあるように見える。その取り合わせのイメージの距離感が丁寧にうまくできている。ご本人が表現したかったことをちゃんと実現している」と評価した。

「よく勉強した!」夏井先生のお褒めの言葉に笑顔の小籔
ランキング戦には、志尊淳、有村藍里が初参戦。前回"凡人"査定の前田吟と東大卒のミュージシャン・グローバー、"才能ナシ"で酷評された小籔千豊も登場し、夏井先生が「作者が分かってビックリ!」と驚く傑作が誕生する。

<才能アリ1位>
畳まれるマダムの日傘三越前
         小籔千豊

「前回ボロカスに言われた時に、先生が『だんだん分かっていけ』とおっしゃっていたんです。"畳まれる"で、はあ? "マダムの日傘"でそういうことかい。どこやねん? お~銀座か! みたいにしろって言われたので、できるだけそれを守ろうとしました」

他の挑戦者の句を「ダサい」と一刀両断していた小籔の渾身の一句に、特待生の志らくは「これはダサくない!」と太鼓判を押すと、先生も「非常によく勉強してくださったんですね。うれしいです!」と感激。

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「語順がさすがです。"畳まれるマダムの日傘"で映像がほぼ見えます。そして最後にカットが変わって"三越前"。見事ですよ。作者が分かってビックリです」と褒めちぎり、小籔は「先生が前は鬼に見えたけど、今は仏に見えます」と笑顔に。いつもは辛口の先生も照れ笑いを浮かべていた。

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・
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【動画】夏井いつき先生によるみどころはこちら

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