MBS 毎日放送

2019年03月25日 12時00分 公開

東大美女・鈴木光の音楽と映像あふれる一句に、夏井先生「牛や馬が見えてきました」

3月21日放送の「プレバト!!」俳句の特待生昇格試験に、梅沢富美男がその才能にほれ込む現役東大生・鈴木光が登場。お題からあるクラシックの名曲に発想を飛ばし、夏井いつき先生が「溢れ出す音楽と映像。こんな展開で来るとは思いませんでしたね」とうなる一句で1ランク昇格を勝ち取った。

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「ギャロップのごと」鈴木光の比喩俳句を東国原&夏井先生が絶賛
今回は「春の旅行計画」をお題に、特待生昇格試験に参戦2回目で特待生にスピード昇格した5級・鈴木光、梅沢富美男と"永世名人への道"を争う名人10段・東国原英夫が登場。まず鈴木が「前回(俳句の才能昇格査定スペシャル)は現状維持だったので、自分の中では変わり種の句を出してみました」という"春の牧場への旅行"に思いを馳せた自信作を披露する。

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<1ランク昇格 5級→4級>
道化師のギャロップのごと牧開
         鈴木光

鈴木は「牧開きの季節になると馬屋から動物が一気に駆けていくのを描写したかった。それがクラシックの名曲『道化師のギャロップ』の蹄を連想させるような音と重なると思って。春の始まりをイメージして作りました」と意図を明かす。その才能に脱帽した東国原は「秀才!」と一言つぶやき、「"ごとく"俳句は月並みなものは非常に陳腐になるんです。"ギャロップのごと"ねえ~」と感心しきり。そして"1ランク昇格"が告げられると、鈴木は「うわ~! ありがとうございます」と満面の笑みに。

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夏井先生も「こんな展開で来るとは思いませんでしたね」と驚かされた様子で、「曲の持つ明るさ、元気さを音楽として聴かせながら比喩に展開していく。"道化師のギャロップのごと"と3分の2を比喩に使ってしまっているので、あとは季語とのガチンコ勝負。"牧開"によって、長い冬が終わって牛や馬が勢いよく駆け出していく映像がちゃんと出ている。脚や蹄まで全部見えてきました。音楽と映像を合わせて表現する発想も見事です!」と大絶賛した。

東国原の"鳩の目ん玉"リアル恐怖体験
一方、「永世名人への道」査定でこれまで前進と後退を3度繰り返し、現在☆がゼロの東国原は、鳩に対する恐怖体験を詠んだ一句で勝負をかける。

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<永世名人への道 現状維持 ☆ゼロ>
春昼の鳩の目ん玉見ゆる殺意
         東国原英夫

東国原は「数年前に鳩と格闘したことがあるんですよ。マンションのベランダに鳩が巣を作って、撤去したんですが、そこから鳩との戦いが始まったんです」と苦い思い出を告白。そして、「鳩って怖いよ、執念深いよ~。目を見てください。イっちゃってますから!」と、その時感じたただならぬ恐怖を句にしたと説明する。

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しかし、無情にも"現状維持"査定が告げられると、手ごたえのあった東国原は「あらっ」と意外そうな顔。夏井先生は「私も鳩の目を異様に思う種類なんですが、そういう感覚を持つというのは、俳人として良いアンテナを持っていると思います。しかも、"目ん玉"という具体的な部位をしっかり取り上げている。その目に光るのが殺意であると言っているわけです」と東国原の感性を絶賛。一方で、「ただ"春昼"という時間軸を含んでいる季語が気になる。鳩の目ん玉が一瞬光るという映像に寄せた方が絶対に、鳩の目が怖いと思ってもらえる。時間の幅が損をしている」とも指摘する。

<添削後>
鳩の目ん玉に春日の殺意あり

夏井先生は「"鳩の目ん玉"から行ったほうが効果的です。"春日"という季語があります。これは春の一日だけでなく、春の太陽という意味をあわせ持っています。私なら"殺意あり"と言い切るかな。こうすれば"鳩の目ん玉"のアップがあって、そこに春の日が一瞬光る。それを殺意があると断定するわけです」と添削。 これを見た東国原は「たしかに"春昼"は迷ったんですよ。春の光の中で逆に映える"目ん玉"と"殺意"という対照を重視したんですけどね...」と悔しそうに敗戦の弁を語った。

金爆・歌広場がまさかの"才能アリ1位"、夏井先生「非常に詩的な句」
ランキング戦には「けっこう文才ありますから」と豪語する三浦翔平と、「日本大学藝術学部・文芸学科卒業なので、ちょっと自信がある」と話すゴールデンボンバーの歌広場淳が初登場。また、「才能アリ1位」経験者の高橋ひとみ、前回「添削なし才能アリ1位」の馬場典子ら実力者も参戦。さらに、19回目の挑戦となるKis-My-Ft2 二階堂高嗣も「プライドを捨てた。メンバーの横尾(渉)先生に俳句の作り方を聞いた」とアピールする中、夏井先生が「直しようがない。これでいい」と絶賛する俳句が飛び出す。

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まず高橋が"凡人3位"、二階堂が"凡人4位、初登場の三浦が「山笑うバンカー越えのアプローチ」で"才能アリ2位"にランクインする波乱の展開に。そして過去に"才能アリ"を「3回獲得しているんです」と勝利を確信する特待生候補の馬場、「これはもう...」とあきらめムードの初登場の金爆・歌広場の一騎打ちとなる。

<才能アリ1位>
影消えて旅になりけり春の道
     ゴールデンボンバー 歌広場淳

自身の名前が呼ばれると思っていなかった歌広場は「えっ!」とぼう然と立ち尽くし、「ゴールデンボンバー、マジ?」と混乱した様子。一方、"凡人5位"となった馬場は「最下位初めてです・・・」と意気消沈。 勝者・歌広場の一句は「春の陽気に誘われて、時間がある一日に散歩をしている。お花も咲いていて楽しいなと歩いているうちに、暗くなっていた。気づけば、こんな遠い所まで来ていたな。もしかして旅行をしていたのか」というもの。 夏井先生は「夕闇に影が消えていくという句だったんですね。私は自分自身の影を探そうとする。その影が消えてしまった瞬間に、これは自分自身の旅だったんだと気づく。青春の光と影のように非常に詩的な句だと受け止めました」と大絶賛。

<添削後>
影消えて旅となりけり春の道

夏井先生は「1点だけ惜しかったのは"旅に"の"に"なんです。多少散文の匂いがするので、1音だけ直して"と"」と添削。「こうすれば直すところはどこもない」と、ほぼパーフェクトな俳句を詠んだ歌広場にアドバイスを送った。

     ◇

さて、次回3月28日は夏井先生が選んだ2018年度の最優秀俳句発表スペシャル!
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