MBS 毎日放送

2018年09月26日 06時00分 公開

夏井先生も大興奮「俳句甲子園」プレバト名人vs高校生日本一!

9月20日の「プレバト!!」で、高校生の俳句全国大会「俳句甲子園」の優勝校とプレバト俳句名人による“対外試合”の模様が放送された。プレバトチームはFUJIWARA藤本敏史、フルーツポンチ村上健志、東国原英夫が学ラン姿で参戦。俳人・夏井いつき先生が「手に汗握る戦い」と興奮した3本勝負は1勝1敗でもつれ込み、最後は東国原が病床の俳人・正岡子規に発想を飛ばした渾身の一句で会場をどよめかせ、プレバトチームが高校生日本一に勝利した。

高校生相手に「知らんの?」フジモン大人げない発言でピンチ
昨年に続き2回目となる「俳句甲子園」対外試合は、悲願の初優勝を果たした山口県立徳山高校を相手に、FUJIWARA藤本敏史、フルーツポンチ村上健志、東国原英夫が参戦。「俳都」松山市街の写真をお題に、俳句の出来に加え、その後のディベート力も試される3本勝負で、初戦はフジモンと徳山高校2年・弘松準平くんが激突した。

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昨年の"対外試合"にも出場しているフジモンは「去年はチームとしては勝ったけど、俺だけ負けた。今回はリベンジですよ」と気合十分で、夏目漱石が松山を舞台にした小説「坊ちゃん」で「マッチ箱のような汽車」と例えた汽車と美しい松山の夕暮れを詠んだ渾身の一句を披露。対して、言葉選びの巧みさで他の部員からも一目置かれている弘松くんは、期待で胸を膨らませながらフェリーで松山に向かう自身の気持ちを詠んだ一句で勝負する。

マッチ箱の汽車眩し夕虹の街 <7票>
        FUJIWARA 藤本敏史

峯雲や俳都へ向かう船の上 <4票>
      徳山高校2年 弘松準平

ディベートでは、弘松くんから「"マッチ箱の汽車"というのは一体どういうこと?」と確認の質問が飛ぶが、フジモンは「えっ、 『坊ちゃん』知らんの?」と大人げない切り返しを見せ、会場から失笑される場面も。ところが、日本を代表する11人の俳人の判定は7対4でフジモンが勝利。俳人・夏井いつき先生は「どっちも良い句なんですよ」と両者を称え、「弘松くんの句は"峯雲や"と強調した後に"俳都"という言葉だけで、船の上で何を語ってどんな志を持っているのか、言わなくても分かる。省略の仕方が高校生とは思えない」と高く評価。フジモンについても「対照的に、これだけの材料を入れてまとめ、"眩し"と描写したのが上手い。"夕虹"という季語も活きてくる。これは本当に腕を上げている」と絶賛した。

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フルポン村上、ディベート勝負で仕掛けるが高校生に完敗
続く、徳山高校2年の次期部長でエースの浅原佑斗くんとフルポン村上の対戦では、浅原くんは優勝前にプレバトチームと戦うことを夢見て詠んだ句、村上が人力で方向転換する"坊ちゃん列車"と夏の夕暮れの風景を切り取った一句を披露する。

トロフィー掲ぐ松山の天高し <7票>
       徳山高校2年 浅原佑斗

西日へと坊ちゃん列車転回す <4票>
      フルーツポンチ 村上健志

ディベートでは、村上が「言うよね~。優勝する前に想像して詠んだんでしょ」と仕掛けるが、逆に浅原くんから「でも、その想像が実現したので、この句は成立すると思います!」と反撃されてあえなくダウン。審査員の判定も4対7で敗北という結果に。夏井先生は浅原くんの句を「"掲ぐ"の後に"天高し"という動作からの季語のクローズアップをきっちりやっている」と称賛。一方、村上に対しても「絶賛した先生もいた。負けたのは気の毒だった」と話し、甲乙つけがたい好勝負だったとの思いをにじませた。

"病床の子規"に発想を飛ばした東国原の一句に会場がどよめき
1勝1敗にもつれ込んだ勝負の行方は、東国原と「俳句甲子園」優勝の立役者となった徳山高校3年の西村陽菜さんの最終対決に。東国原は病床の正岡子規に発想を飛ばした渾身の一句、西村さんは「俳句甲子園」で頂点を極めた高校らしく、俳句を生み出す苦労に焦点を当てた句を披露する。

鰯雲仰臥の子規の無重力 <9票>
         東国原英夫

朧月人それぞれにある言葉 <2票>
       徳山高校3年 西村陽菜

東国原の句は、子規が死の直前まで書き留めた日記「仰臥漫録」から「鰯雲は子規が闘病の末に意識が無重力状態になってできたものではないか」と発想をふくらませたもの。対する西村さんの作品は、どの言葉を選ぶべきなのかをおぼろ月に重ねて詠んだ一句。ディベートでは生徒会長・神足くんが切れ味鋭いコメントで会場を沸かせたが、結果は9対2で東国原の勝利。夏井先生が「手に汗握る戦いでした」と振り返る"対外試合"は2対1でプレバトチームの勝利で幕を閉じた。そして夏井先生は、西村さんの句を高く評価しつつ、「やっぱり東国原さんの句には、みんながやられました。この句が出た瞬間に会場がどよめきました。それくらい素晴らしかった。最後の"無重力"はよく持ってこられました。これはしょうがない、勝って当然。心から拍手を送りたい」と締めくくった。

<最終結果>
プレバト!!チーム 2勝
徳山高校チーム 1勝

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     ◇

さて、次回は名人・特待生だけのタイトル戦「金秋戦」。決勝のお題は・・・
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