MBS 毎日放送

2018年08月14日 15時30分 公開

梅沢富美男が悲願の初タイトル!「無冠の帝王」返上

「プレバト!!」名人・特待生だけの俳句タイトル戦“夏の炎帝戦”(8月9日放送)で、梅沢富美男が悲願の初優勝を果たした。バトル終盤はタイトル戦を苦手とするフルポン村上健志が2位、昨年覇者のフジモンが3位につけ、梅沢と東国原英夫の10段同士が1位と最下位を争う異例の展開に。一騎打ちを制した梅沢は「今回だけは命を懸けましたよ!」と力のこもったガッツポーズで喜びを爆発させた。

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タイトル獲得か?最下位か?"トップ3"が激突
過去最多12人が参戦した名人・特待生だけの俳句のタイトル戦「夏の炎帝戦」。決勝終盤は、タイトル戦で一度も優勝したことがない"無冠の帝王"梅沢富美男(10段)とタイトル戦3冠の東国原英夫(10段)、昨夏の炎帝戦覇者・FUJIWARA 藤本敏史(9段)の"トップ3"が、残る1位と3位、最下位を巡って激突する展開となった。

これまでも熾烈な争いを繰り広げてきた"トップ3"とあって、「タイトルは誰にも譲りたくない。特に梅沢さんには負けたくない」と闘志を燃やすフジモン、「全力を尽くしました」と自信を見せる東国原、「この連中とは意気込みが違いますから。今回だけは無冠の帝王を返上してタイトルを獲りますから!」と宣言する梅沢、それぞれ一歩も譲らぬ姿勢で運命の査定を迎える。

場外バトル勃発!梅沢の難癖にフジモンが激怒

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<第3位>
短夜や 付録ラジオの 半田付け
      藤本敏史(FUJIWARA)

まず第3位にランクインしたのはフジモン。一瞬、悔しさをにじませながらも、最下位を回避した安堵から「よかったー!」と笑みを浮かべる。夏の夜の短さやはかなさを意味する短夜(みじかよ)を季語にした一句は、「小学生の頃に雑誌の付録に手作りのラジオがつていたんですよ。夏休みの夜にせっせと半田付けした思い出を俳句にしました」という自信作。東国原も「繊細! この発想があるのか」とノスタルジックな句をべた褒めするが、なぜか梅沢は「細かいことをチマチマ俳句にして」と難癖をつける。カチンときたフジモンは「本当は褒めたいんでしょ?」と言い返すが、梅沢は「大きなお世話!」と応戦し、まさかの場外バトルが勃発。

夏井先生は、梅沢をたしなめるように「季語が良かったですね。夏の夜は短いですから。気分はよく伝わります。しかも、ささやかな興奮みたいなものも一緒に伝わります。細かいことを具体的にチマチマ書くのが俳句というものですよ」と惜しみない賛辞を送るが、「2位と3位は実力的には変わらないんですけどね」という言葉に、今度はフジモンが「なんで?」と夏井先生に噛みつく場面も。

夏井先生は「ちょっとだけ、おっちゃんが言ったことと関係がある。一生懸命なのは、夜が短い"から"なのか? "のに"なのか? 小さな引っ掛かりがある。2位の村上さんの句には引っ掛かりがなかった。私の立場上、わずかな差をつけるしかないんです」と僅差だったことを明かすと、悔しいフジモンは「えっ...」と絶句してしまう。

結構いいところまで行っていた?キスマイ千賀が幻の"決勝句"
一方、最高位10段の梅沢と東国原がタイトルと最下位を争うクライマックスを前に、夏井先生は予選で敗退した特待生が準備していた決勝用の句の中に、どうしても世に出したい傑作があったことを明かす。

<番外>
ベイエリアから 届く短波や 処暑の風
      千賀健永(Kis-My-Ft2)

その幻の傑作とは、なんと予選5位に終わったキスマイ千賀が、大好きな忌野清志郎の名曲「トランジスタ・ラジオ」から発想を飛ばした一句。夏井先生は「あんた、もう何やってんのよ。このまま帰すのは気が済まないじゃない!」と叱りつけると、千賀は「すみません...」と平謝り。夏井先生は「処暑は暑さの峠を越えた頃。暦の上では秋だけど、まだ暑い。そんなときのベイエリアという場所、短波という言葉、そして"や"の使い方もうまいじゃないですか!」と絶賛。千賀が「これで決勝に行っていたら...」と恐る恐る尋ねると、「結構いいところに行っていたのに!」と断言。これには千賀も「マジかあー」と悔しがるばかりだった。

梅沢vs東国原 宿命の対決は"無冠の帝王"の勝利!!
タイトル獲得か、最下位か――ついにMCの浜田雅功から告げられた第1位の名前は「梅沢富美男!」。
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悲願の初タイトルを獲得した梅沢は、こぶしを握り締め歓喜のガッツポーズを決める。その横で最下位となった東国原は失意のあまり、ぼう然自失となる。

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<最下位>
ラジカセに憑く 幽霊の 呻き声
         東国原英夫

東国原は「昔、ラジカセから幽霊の声が聞こえるという話があって、不幸のラジカセというのですが...」と意図を説明。さらに"幽霊"が季語として認められないこともあるが、「先生は認める派でしたよね?」と確認すると、夏井先生からは「私は季語と認めない派です」とまさかの回答が。しかし、夏井先生は「季語のあるなしは問題ではない。この句には2つの読みが考えられる。幽霊が憑いたような音を出すラジカセなのか、本当に幽霊が憑いているのか? どっちが言いたいのか分からなかった」と問題点を指摘。

<添削後>
ラジカセは 呻く幽霊 憑きしてふ

東国原が幽霊が憑いているラジカセを意図したことが分かると、夏井先生は「"てふ"と書いて"ちょう"と読みますが、"~という"という意味がある。ラジカセが呻いているように書くには、こうするしかない」と添削。「これで言いたいことは通るが、今回はいろんな複雑なことを一句の中にガツンと入れようとする悪い癖が出た。そこまでの技術が伴ってなかった。今までは大きいことをぶち込まないから、着実に10段まで来れたのに」と一刀両断した。

梅沢富美男がドヤ顔連発!"ミスタープレバト"の面目躍如

<第1位>
旱星 ラジオは余震 しらせおり
         梅沢富美男

見事にタイトルを獲得し、「本当にうれしい!"無冠の帝王"なんて、みんなにバカにされたのが昔のよう」とドヤ顔の梅沢は、炎天下続きの夜に見える赤い星を指す旱星(ひでりぼし)を季語に、「夏の炎天下が続く夜に、ラジオでは余震のニュースを伝えている。空を見たら、ちょっと不吉な赤い星。それを見て、ああ地震があるんだなと。そういう気持ちを詠ませてもらいました」と渾身の一句を披露。

夏井先生は「うまい句でしたね。何よりも季語がいいです。地面の熱を受けるように、怪しく赤く光っている旱星。そしてカットが切り替わってラジオ。余震を知らせるということは、本震が少し前にあったということ。その状況も伝えている。まだ強い揺れがくるのではないかという不吉な気分も表現している。また、下五を"しらせおり"とすることで、重くも軽くもなりすぎず、短い時間の経過も表している」と大絶賛。「久しぶりに言葉の質量をきれいにキッチリ考えた、心を隅々まで使った句ができましたね」と微笑みかけると、梅沢は「ありがとうございます。今回だけは命を懸けました」と胸を張る。初タイトルを手にし、"ミスタープレバト"のメンツを保った梅沢は、幻の一句となったキスマイ千賀に「千賀くん、いい目標ができたでしょう」と早くも上から目線。ドヤ顔連発で、王者の風格を漂わせていた。

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<第2回 炎帝戦 決勝 結果発表>
第1位 梅沢富美男(10段)
第2位 村上健志(フルーツポンチ)(5段)
第3位 藤本敏史(FUJIWARA)(9段)
第4位 立川志らく(5級)
第5位 横尾渉(Kis-My-Ft2)(3段)
第6位 中田喜子(1級)
最下位 東国原英夫(10段)

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・
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