「電話してやる!」梅沢富美男が夏井先生を"脅迫?"

もう一度楽しむプレバト

2018/07/01 12:00

6月21日放送の『プレバト!!』俳句コーナーに梅沢富美男が登場。前々回、東国原英夫に俳句トップの座を奪われた梅沢が、実は夏井先生が尊敬する“師匠”と知人関係にあり、その事実を利用して脅しともとれるプレッシャーを先生にかける…という驚くべきシーンがあった。

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フルポン村上の"現状維持"になぜか梅沢が猛抗議!
今回のお題は「紫陽花とバス停」。特待生昇格試験には3連続昇格で名人4段となったフルーツポンチ村上健志と、王座陥落で意気消沈する8段・梅沢富美男が登場。「一気に2ランクアップを狙う」と豪語する村上は、写真から人里離れた山奥に発想を飛ばした一句を披露する。

<現状維持 名人4段>
林道の 朽ちし廃バス 額の花
       村上健志(フルーツポンチ)

「さび色に枯れていく小さな額紫陽花と廃バスの取り合わせがいいでしょ」と自信満々の村上だったが、"朽ちし"が評価のポイントになり、夏井先生は現状維持査定を下す。

<添削後>
林道に廃バス 錆色に 紫陽花

夏井先生は「本人の言葉にいい視点があった。さび色に枯れていたんでしょ。なぜ書かないの?」と発想を評価しつつ、まだ情報が足せたと指摘。すると、これまで何を聞かれても「私ごときが言うのもあれなんですけど...」と不気味な謙虚さを見せていた梅沢が突然、村上の査定が気に入らないのか、「(前回は)俺を落としておいて!」と夏井先生に猛抗議。浜田雅功にたしなめられるが、それでも村上を「落ちないだけラッキーと思え!」と怒鳴りつけ、からまれた村上はウンザリとした表情で「マジでもう1段落ちてほしい...」とこぼしていた。

「あんたの師匠に電話してやる!」梅沢の暴挙止まらず...
さらに梅沢は、夏井先生に「俺はあんたの師匠(俳人・黒田杏子さん)に会った。『梅沢さんはプロ』とほめてたぞ。よく覚えておけ!」とぶちかまし、ある意味"脅迫(?)"ともとれるプレッシャーをかける。予想もしない口撃に夏井先生は思わず苦笑いしてしまうが、心理戦に手ごたえを得た梅沢は自信アリの表情で情景をストレートに詠んだ一句を披露。

<現状維持 名人8段>
曇天に 俯く北の 濃紫陽花
        梅沢富美男

しかし、結果は作戦のかいなく現状維持査定。納得のいかない梅沢は「あんたの師匠に電話してやるからな!」と噛みつくが、夏井先生は「なんか吠えておられますけど」とまったく動じず。

<添削後>
北国の曇天 俯く 濃紫陽花

夏井先生は「"北"では伝わりにくい。言葉選びが甘い」と一喝。さらに、写真に写っていた積雪時に道路の際を示す矢印の看板を見逃さなかった梅沢を「小さい目でもちゃんと見えてるのね」とイジる余裕まで見せ、梅沢は「余計なお世話だ!」と言い返すのが精一杯だった。

"映画のワンシーン"を切り取った吉本実憂が特待生候補に急浮上
一方、ランキング戦には森公美子、吉本実憂、田中要次、キスマイ二階堂高嗣、そして初参戦の元TBSアナウンサー・安東弘樹が登場。「言葉を扱う仕事を生業にしていたので」と自信を見せる安東が史上最低点タイとなる5点で"才能ナシ最下位"に沈む波乱も起きる中で、"才能アリ1位"に輝いたのは元国民的美少女グランプリの吉本だった。

<才能アリ1位>
夕立ち晴れ 二時間待ちの 帰郷シーン
          吉本実憂

吉本は「梅雨の時期は雨待ちで撮影が止まることがある。雨がやんで、やっと撮影ができたときを詠みました」と映画のワンシーンを切り取った女優ならではの着想を明かすと、夏井先生は「きれいに作りましたね。とってもお上手!」と大絶賛し、もちろん添削なし。吉本は前回も"才能アリ"を獲得しており、才色兼備の特待生候補に急浮上した。

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜日よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/

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