MBS(毎日放送)

2018年09月28日 13時00分 公開

武井壮「世界マスターズ陸上」金メダル獲得の裏側に密着!レース直後の涙のワケとは?

 百獣の王・武井壮が、先日行われた「世界マスターズ陸上2018」で金メダルを獲得した直後に涙した理由を、9月26日(水)放送のMBSテレビ『戦え!スポーツ内閣」の中で語った。

 この日の番組は、放送100回記念スペシャル企画として、8月16日、スペイン・マラガで行われた「世界マスターズ陸上2018」M45クラス(男子45〜49歳)4×100メートルリレーに武井壮が挑戦し、金メダルを獲得するまでの様子を3か月にわたり密着取材し、その裏側に迫るという内容だった。

 武井がリレーチームに誘ったのは、北京五輪男子陸上4×100メートルリレー銀メダリストの朝原宣治氏(46)。武井から「世界記録を一緒に出そうよ!」と口説かれた"陸上競技界のレジェンド"は10年ぶりに競技復帰した。

 日本ではバトンリレーの練習を繰り返す中、朝原氏が右ふくらはぎを痛める事態に。それでも武井は「朝原くんは僕にとって憧れ。僕らの世代のスーパースターと一緒に走れるのは、すごいご褒美なんです」と語り、交代要員は立てず、あくまで朝原氏とともに金メダルを目指すことにこだわった。

 不安を抱えたまま現地スペインに乗り込んだ"チームJAPAN"だったが、試合では他国に圧倒的な差をつけて堂々の優勝を果たす。しかし、もう一つの目標である世界記録(43秒42)には、わずか0.3秒届かなかった。武井は試合後、天を見ながら「こんな悔しい金メダルは無いな...」とつぶやいた後、「いつかもっと大きい夢と目標とか叶えたいなと思っているので...今回はすいませんでした。そしてありがとうございました」と涙を見せながら無念ながらも熱い想いを語った。しかし心を落ち着けた後の表彰式では、誇らしげにガッツポーズを見せ、自身の世界マスターズ陸上2個目の金メダルを喜んでいた。

 武井壮&ブラマヨ小杉竜一がMCをつとめる『戦え!スポーツ内閣』はMBSほかで毎週水曜日よる11時56分放送。https://www.mbs.jp/naikaku/

バックナンバー

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook