風邪予防に効果的!「バナナの最適温度」っていったい何度?

5分で読める!教えてもらう前と後

2018/12/16 09:00

今も昔もずっと変わらず食卓にあるだけでパッと明るくしてくれる黄色いバナナ。たかがバナナ、されどバナナ……。滝川クリステルと学ぶ12月11日放送『教えてもらう前と後』では、冬に食べるといいこといっぱいのバナナの健康効果について解説。高血圧予防や風邪予防に効果が期待でき、思わず「そんなバナナ!」と言ってしまいそうな、これまでの常識を覆す新常識をコラムでご紹介。

バナナ+コーヒーで高血圧が予防できる!?
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東京慈恵会医科大学附属病院の赤石定典先生が、「バナナはありふれた食材ではありません!」と断言。バナナの健康効果がより期待できる食べ方を教えてくれた。赤石先生によると、「バナナと一緒にコーヒーを飲むと高血圧の予防に役立ちます」とのこと。コーヒーのポリフェノールには、血圧を下げる効果のある成分が含まれており、バナナのカリウムと合わさるとダブルで血圧低下に役立つという。

黒い斑点があるバナナに疲労回復効果!?
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さらに、バナナには疲労回復効果もあるそう。ひと手間かけるとその効果がより得られるという。それは、「バナナを5~6日放置したまま黒く熟成させる」だけ。黒バナナを研究している医師の鶴見隆史先生に話を聞いてみると、「この黒い斑点はシュガースポットと言って甘みが増す印です。黒い斑点が増えれば増えるほど、酵素の量がアップします」と教えてくれた。酵素とは、消化吸収や代謝の効率を良くするために必要なタンパク質。バナナは疲労回復効果があるビタミンB1やB2が豊富な果物。黒くして酵素を増やすことで、この疲労回復物質をより効率良く摂取でき、代謝を活性化させられるという。

バナナは80度に温めると風邪予防効果
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バナナを80度に温めて食べると風邪に強くなると赤石先生は言う。赤石先生によると、バナナを温めるとオリゴ糖やポリフェノールが増え、善玉菌が腸内環境を整えて免疫力がアップするそう。さらに体内に侵入するウイルスや細菌を除去してくれる効果も期待できるそうなのだ。ちなみに、バナナを焦がしてしまうとこの効果は得られないのでご注意を。
フライパンでバナナを焼けば簡単に80度バナナが作れるのだが、この時グラニュー糖をバナナの形に敷くのが焦がさないポイント!縦半分に切ったバナナを中火で2分、グラニュー糖の色が茶色くなってきたらひっくり返して、あとは1分焼くだけ。
黒く熟成させた"黒バナナ"と、グラニュー糖と一緒に焼いた"80度バナナ"をコーヒーと一緒に食べれば、風邪をひかずに冬が乗り切れるかも!

「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。
政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、決定的瞬間を教えてくれる。
「知のビフォーアフター」が体感できる番組。

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