いま巷では、空前の「サバ缶」ブームが起きている!「中性脂肪の値を下げて健康にいい」とその人気に火がついたサバ缶だが、第2のスター缶詰も登場してきているという。滝川クリステルと学ぶ12月4日放送の「教えてもらう前と後」では、その第2のスター缶詰が秘めているスゴい健康パワーを紹介した。
イワシ缶がサバ缶に続くスター缶詰に
前年比600%の売り上げを記録したスゴい缶詰、それはマルハニチロの「いわし蒲焼」だ。実はイワシの缶詰にはサバ缶にひけを取らない量のDHAやEPAが含まれているというから、主婦が放っておくわけがない。徐々にそのスゴさが知られ、イワシ缶はサバ缶に続くスター缶詰として今や大注目されている!
100gあたりのDHAの量を比較してみると、生イワシだと870mgだが、缶詰は1936mg。さらに、カルシウムはサバの約2倍、ビタミンDに至っては約4倍も含まれているというのだ。
イワシ缶に最強の組み合わせは?
そんな、スゴいパワーを秘めたイワシには、コラボするとそのパワーをさらに引き出してくれる野菜がある。それは薬味としてかかせないネギ。イワシのビタミンB1は、ネギの臭いの元となる物質であるアリシンと一緒に摂取することで吸収を高められるらしい。
また、旨み成分の宝庫であるトマトをアクアパッツァ風にアレンジしてイワシと調理した、栄養価満点の缶詰も人気を集めている。トマトが持つ脂溶性のビタミンが、イワシのいい油とミックスされて、吸収率もアップするなど、相性のいい組み合わせとなっているようだ。
缶詰博士イチオシの缶詰とは?
缶詰には、サバ缶やイワシ缶のように栄養価が高いことで注目されるものもあれば、一般的には知られていないスゴいアイデアが詰まった缶詰もある。世界の缶詰を食べ歩き、自宅にはおよそ1,000種類の缶詰コレクションがあるという缶詰博士・黒川勇人さんが、「これは食べておくべき」という珍しい缶詰を紹介してくれた。
イチオシがポトフの缶詰。フレンチの名店「ナリサワ」で修業した掛川哲司シェフが監修を務め、島根県の山あいにある美郷町の名産品であるイノシシの肉を使っている。田んぼや畑を荒らすイノシシの被害が深刻で、年間300〜500頭の駆除に困っていたところ考え付いたというが、過疎化が進んでいた町に新たな雇用をもたらした。かつて町を困らせていたイノシシがスゴいアイデアの詰まった逸品に姿を変えることになったのだ。
缶詰博士のおススメにはデザートもある。桃を大きく育てるために早めに間引かれた小さな実を利用した「まるごと若桃」。さらに、缶の中に材料を入れて焼き上げた「世界初のカップケーキ缶詰」など、アイディアと工夫がいっぱい詰まった奥深い缶詰の世界に、あなたもはまってみませんか。
「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。
政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、決定的瞬間を教えてくれる。「知のビフォーアフター」が体感できる番組。
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