俳句とSDGsで世の中のことがもっと深くわかる!? 夏井いつき先生の出張授業『俳句×SDGsの未来教室2025』第2弾が24日(月・祝)放送

エンタメMBS

2025/11/21 17:00

「プレバト!!」でおなじみの俳人・夏井いつき先生が、東京大学出身でSDGs問題に詳しい編集者・南麻理江さんと共に全国で出張授業を行っている様子をまとめた『夏井いつきの出張授業 俳句×SDGsの未来教室2025』を、11月24日(月・祝)あさ9時55分~10時55分にMBSローカルで放送。昨年第1弾を放送し、「2024年日本民間放送連盟賞 テレビエンターテインメント部門 優秀賞」を受賞し、今回の放送が第2弾。番組では、「普段使っているとっても身近な言葉を、俳句とSDGsの2つの観点から見ると、世の中のことがもっと深くわかる」というユニークな授業を実施。今回は「新米」をテーマに京都の名門・洛南高校の生徒たちに授業を実施。俳句を通して「五感」を研ぎ澄ます訓練から始まり、やがて「令和の米騒動」や「地球温暖化による米の危機」へと展開。ニュースで話題の社会問題を、生徒たちがいかに「自分ごと」として捉えていくのかを追っていく。

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 夏井いつき先生とSDGs問題に詳しい編集者の南麻理江さんの授業は、まず五感を研ぎ澄ますところから始まる。まず高校生に紹介したのは24歳22歳19歳の天才三兄弟シェフがいる京都・福知山にあるレストラン。1回のコースで40本の包丁を使い分けるその巧みさが、これまでには味わったこともない食感をもたらす。また、スーパーで売られている普通の人参やキュウリも究極に研がれた包丁の切り方一つで全く違う食感を味わうことができ、「五感」が刺激される。新書大賞2025を受賞し『「好き」を言語化する技術』が23万部を売り上げた文芸評論家の三宅香帆と、玉巻映美(MBSアナウンサー)が、その驚愕の技術に触れた感動を俳句で表現する。

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 そして、話題は秋の季語「新米」の深掘りへ。「令和の米騒動」について高校生に問いかける。備蓄米で一時はしのいだものの、現在米の価格が高騰しはじめている。原因は様々だが、大きな要因の一つとなるのが2023年の猛暑だ。46年連続国内収穫量1位のブランド米であるコシヒカリは、暑さに弱く特に影響を受けている。そんな中「暑さに負けない品種を作ればいいのでは」と一つの疑問が浮かんだ夏井先生。しかし「米はコシヒカリだ、コシヒカリなら間違いない」という、買い手のいわゆる「コシヒカリ信仰」が米騒動に拍車をかける形に。この"思考停止"から脱却するために"気候変動"の問題について一人ひとりができることについて考える。大きな環境問題を前に「一人が頑張ったところでどうにもならない」という無力さも感じる中、この無力感の脱却につながるヒントとして「買い物は投票」という言葉を生徒たちに授けた南さん。果たしてその意味は?

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 俳句とSDGsという異色の組み合わせが、日常の景色を変える知的エンターテインメント。五感で感じることや、気候変動との関わり、そして「買い物は投票」という、私たち一人ひとりができることについて高校生たちと共に考える。
 スタジオでは、『プレバト!!』で俳句の特待生でもあるダウ90000・蓮見翔と清水麻椰(MBSアナウンサー)が、授業の模様を見守るとともにSDGs問題について考えていく。

<番組情報>
『夏井いつきの出張授業 俳句×SDGsの未来教室2025』
2025年11月24日(月・祝)午前9時55分~10時55分(MBSローカル放送)
【動画はこちら】

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