比べてみると意外と違いが!? 総合力の高さで1位となった「味噌」はコチラ!!

サタプラ ~気になる情報をちょこっとプラス~

2023/03/28 07:00

MBSアナウンサーの清水麻椰が世の中のありとあらゆるものを長時間かけて検証し、独自ランキングを紹介する「サタデープラス」の人気コーナー『ひたすら試してランキング』。3月25日の放送では、「味噌」を徹底調査! 10時間かけて試してわかった、サタプラ的おすすめベスト5を発表しました。

和食のプロがいつもの味にがっかり!?

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毎日使うものだから、より良いものを使いたい「味噌」。でも、店頭にはおなじみのメーカーに、減塩タイプ、こうじ入りなどたくさんの種類が並んでいて、どれを選んでいいのか悩んでしまう...。そこで今回は、だしが入っていないタイプの17種類を比較! チェックポイントは、1)そのままの味 2)味噌汁の味 3)コストパフォーマンス 4)ナスとピーマンの肉味噌炒めの味 5)サバの味噌煮の味 の5項目。各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

今回の調査に協力してくれたのは、10年連続でミシュランガイドの一つ星を獲得する大阪の和食の名店「老松 喜多川」の喜多川達さん。店では京都の専門店の味噌を使った赤だしを提供し、自宅では市販の合わせ味噌を食べているという和食のプロは、17種類の味噌にどんな評価を下すのか!?

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「味噌汁の味」のテストでは、一般的なだしパックでだしをとり、同じ具材と手順で味噌汁を作って味を比較した。喜多川さんが「実はうちの嫁はこれを使っている」という某商品も登場したが、「こうやって飲み比べてみると、あんまりですね...」とがっかり!? そんな中で1位に選ばれたのは、かねさの『糀つぶみそ』(税込322円 ※番組調べ)。かねさは青森県の老舗味噌メーカーで、『糀つぶみそ』は東北では売上No.1のベストセラー。2020年にマルコメのグループとなり、全国に流通するようになった。喜多川さんも「僕はすごい好き。味噌の香りもバランスもいい」と気に入った様子で、「家で使う味噌はこれにしてもらおうかな」とまで言うほど!

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味噌を使った料理のチェックは、炒め物と煮物にして試食した。「ナスとピーマンの肉味噌炒め」で1位となったのは、 日本海味噌醤油の『カップ雪ちゃん 500g』(税込400円 ※番組調べ)。国産米にこだわった米こうじの甘さが、炒め物の具材のうまみを引き立ててくれる。一方、「サバの味噌煮」の1位は、マルコメの『料亭の味 無添加 750g』(税込409円 ※番組調べ)。甘みと塩味のバランスを追求した味噌は、煮物にすることでコクと味噌感が出てサバの煮物がレベルアップ。清水アナもご飯が止まらなくなる味に!

こうして10時間かけて「味噌」を徹底比較。もう迷わない、おすすめベスト5とは!?

清水アナも「いいの見つけた!」

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第5位は、ひかり味噌の『CRAFT MISO 生糀 650g』(税込540円 ※番組調べ)。
「そのままの味」で9点を獲得したおいしさの秘密が、こうじづくりなどに従来の2倍の手間をかけた新製法「Cozy糀ブレンド製法」。たっぷりのこうじで甘みを最大限に引き出し、フレッシュでフルーティーな新しい味わいを実現している。そのままでも食べやすいので、バゲットにクリームチーズと味噌を塗って食べるアレンジメニューもオススメ!

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第4位は、マルコメの『プラス糀 無添加 糀美人 650g』(税込409円 ※番組調べ)。
"こうじたっぷり味噌"ブームの火付け役となった商品。こうじの自然な甘みが特徴で、大豆に対してのこうじの割合が、通常は0.5~0.7倍のところ、『糀美人』は2.4倍も使用している。そんなこうじの甘みは肉の脂身との相性が良く、味噌炒めにすると具材のうまみをさらに引き立ててくれる

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第3位は、フンドーキン醤油の『生詰 無添加あわせみそ 850g』(税込567円 ※番組調べ)。
伝統の製造技術を進化させた老舗メーカーの味噌は、米と麦の合わせこうじを大豆の3倍以上使用し、甘さを感じながらもスッキリとした味わいに。喜多川さんも「甘すぎず、塩味もちょうどいい」、清水アナも「このままアテになる!」と称賛し、「そのままの味」で1位に。喜多川さんは、「ミョウガとかクセのある野菜に合わせてもおいしそう」とオススメした。

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第2位は、かねさの『糀つぶみそ』(税込322円 ※番組調べ)。
ここ数年で全国にも流通するようになった東北で大人気の味噌。長期熟成と昔ながらの大豆とこうじの配合にこだわり、どこか懐かしい大豆の香り豊かな味噌汁は試食した2人を魅了「味噌汁の味」では1位となった。炒め物にしてもおいしく仕上がり、さらにコスパも好成績。清水アナも「優秀ですね。いいの見つけた!」と喜んだ。

コーナー史上初の成績で総合1位となったのは!?

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そして第1位は、愛知県の会社・マルサンアイの『味の饗宴 無添加生』(税込378円 ※番組調べ)。
「試してランキング」史上初めて部門トップはなかったものの、全項目9点と全く欠点が無く、総合力の高さで見事全体1位に輝いた。25年以上続くロングセラー商品で、昨年秋に全面リニューアル。米・豆・麦の3種類のこうじを元から仕込んで熟成させていて、他にない芳醇な味わいが大きな特徴だ。喜多川さんも「合わせ味噌だからいろいろな香りがする」「甘みがあって、熟成された感じ」と、どんな調理方法でも活きる万能の味を高く評価した。

スタジオでも『味の饗宴 無添加生』を使った味噌汁と煮物、炒め物のセットを試食。ゲストの萩原利久は「こんな味噌汁を毎日飲みたいなって思います」、明日海りおも「お野菜のうまみもギュッと引き出していておいしいです」と、何に使っても素材を引き立たせてくれる万能味噌に感心した様子だった。比べてみると違いがよくわかった「味噌」。今回のランキングを参考に、おうちの定番以外の味噌にもチャレンジしてみては?

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次回4月1日(土)は「レトルトチキンカレー」を徹底調査!
「サタデープラス」はMBS/TBS系で毎週土曜あさ7時59分から放送中。お楽しみに!

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