まるでお店のコーヒー...日本一のバリスタが驚いた「ドリップコーヒー」とは!?

サタプラ ~気になる情報をちょこっとプラス~

2021/06/08 10:00

様々な商品を長時間かけて調べ上げ、独自ランキングを紹介する「サタデープラス」の人気コーナー『ひたすら試してランキング』。6月5日の放送では、MBSアナウンサーの清水麻椰が「ドリップコーヒー」を徹底調査! 15種類を淹れて、香って、味わって…10時間かけて試してわかった、サタプラ的おすすめベスト5を発表しました。

ティーバッグのような商品も登場!
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忙しい朝でも手軽に本格コーヒーが味わえる「ドリップコーヒー」。コーヒーメーカーより簡単に、インスタントより本格的な味に仕上がることから売り上げは右肩上がりで、いまや様々な種類が販売されている。そこで今回は、人気の15種類を徹底調査。チェックポイントは、1)コストパフォーマンス 2)作りやすさ 3)香り 4)味 5)ミルクとの相性 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

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最近、「作りやすさ」で人気を呼んでいる商品が、無印良品の『オーガニック オリジナルブレンド コーヒーバッグ』(8袋 税込450円)。ティーバッグならぬコーヒーバッグ型で、作り方も紅茶同様、カップに入れたお湯につけておくだけ!
そんな中、今回のテストで作りやすさNo.1に選ばれたのは、ドトールコーヒーショップの『ドリップカフェ マイルドブレンド コーヒー』(5袋 税込380円)。一般的なドリップコーヒーのように封を切る必要がなく、ワンタッチで開いてカップにセットすることができる。口も広く、ストレスなくお湯が注げる形状になっている。

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味に関する調査には、ジャパンバリスタチャンピオンシップ優勝の経歴を持ち、現在は自身のコーヒー専門店「Okaffe Kyoto」で腕を振るうコーヒーのプロ・岡田章宏さんも参加。岡田さんが愛用するカリタの電気ケトルで、92℃に設定したお湯を注いでテストした。
新鮮さや焙煎具合で変わる「香り」は、濃度とボリューム、立ち上がり方をチェックした。1位となったのは、小川珈琲の『小川珈琲店 小川プレミアムブレンド ドリップコーヒー』(8袋 税込428円)。お湯を注ぐだけでフルーティーフレッシュな香りが立ち、清水アナも「すごくいい香りがする」とうっとり!
実際に飲み比べた「味」のテストでは、岡田さんも思わずうなった猿田彦珈琲の『大吉ブレンド ドリップバッグ』(5袋 税込690円)。が1位に輝いた。

こうして10時間かけてドリップコーヒーを徹底比較。実際に試してわかった、おすすめベスト5とは!?

豆の特性を生かしたこだわりの味わいが続々
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第5位は、ファミリーマートの『ファミリーマートコレクション ドリップコーヒー オリジナルブレンド』(10袋 税込255円)。
15種類の1杯当たりの平均額が47.1円だったところ、1杯25.5円とコスパの良さが高得点に。味についても高評価で、「酸味と苦みのバランスが取れているからスッキリと飲めますね」と岡田さん。ブラジル、グアテマラ、コロンビア、キリマンジャロと、個性の違う4つの国の豆を厳選してブレンド。コーヒー専門店に負けないほどのこだわりぶりで、豊かな香りとコク、スッキリとした後味を実現した。

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第4位はUCC上島珈琲の『UCC職人の珈琲 ドリップコーヒー 深いコクのスペシャルブレンド』(18袋 税込429円)。
インドネシアやコロンビアなどの豆を使用し、香りコクにこだわって焙煎。岡田さんは「インドネシアの豆はガツっとした味が特徴で、苦みとコクが強い。そんなもともと強いものをちょっと優しく作っているからおいしいんですね」と分析し、「ミルクとの相性」では1位に。ミルクと混ぜてもコーヒーの豊かな香りとコクをしっかり感じながら味わえる。1杯分23.8円で、コスパでも9点を獲得した。

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第3位は、ドトールコーヒーショップの『ドリップカフェ マイルドブレンド コーヒー』(5袋 税込380円)。
人気コーヒーチェーン・ドトールコーヒーのドリップコーヒー。「ミルクとの相性」で9点、「作りやすさ」で満点をマークした。なんといってもフィルターがワンタッチで開いて、4点で支える安定感が他にはないポイント。フィルターの背も高いので、ドリップしたコーヒーに底が浸からず、じっくりと蒸らして抽出することができる。豆の産地は、ブラジルやコロンビアなど。時間と手間のかかる直火焙煎を採用し、香り高く味わい深いコーヒーを作り出している。1杯分は76円。

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第2位は小川珈琲の『小川珈琲店 小川プレミアムブレンド ドリップコーヒー』(8袋 税込428円)。
小川珈琲は京都の老舗コーヒー店。専門店ならではの他にない香りの高さが際立った。メキシコ、ブラジル産の豆はバイヤーが現地生産者と長年協力し、作り上げた小川珈琲専用生豆。高地で生産される豊かな香りが特徴のアラビカ種を100%使用するこだわりぶりだ。岡田さんは「良質なフルーツを食べた後みたいな甘みと酸味がある。口当たりはサラっとシルキーで、マウスフィールもいいですね」とプロならではの目線で評価し、香りと味でほぼ満点を記録した。1杯分は、53.5円。

贅沢だけど、お店で飲むのとほぼ同じ!
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そして第1位は、今年10周年を迎える、東京・恵比寿生まれのコーヒー店・猿田彦珈琲の『大吉ブレンド ドリップバッグ』(5袋 税込690円)。
ブラジル、コスタリカ、ケニア、グアテマラの豆を厳選してブレンドし、深入りで焙煎。今回エントリーした中では一番高額となる1杯分138円のためコスパは低いが、フィルターも3点で支えるタイプで、口が広くお湯が注ぎやすい形状になっている。岡田さんも「ドリップパックという枠では贅沢かもしれないけど、お店で飲んでいるのと近しい味がするので、逆にお得な感じもします」と味にも価格にも納得。コーヒー好きの清水アナも「あーおいしい!止まらない」と目を丸くした。

1位に輝いた猿田彦珈琲の味に、日本一のバリスタが「うちの店よりおいしく出来上がってるんじゃないか」、「帰りに買って帰ります」と驚いた今回の調査結果。ドリップコーヒーは1杯から手軽に飲めるのも魅力のひとつ。今回のランキングを参考に、いろんな種類を味わってみてください!

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次回6月12日(土)は「メロンパン」を徹底調査!
「サタデープラス」はMBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。お楽しみに!

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