様々な商品を長時間かけて調べ上げ、独自ランキングを紹介する「サタデープラス」の人気コーナー『ひたすら試してランキング』。1月9日の放送では、MBSアナウンサーの清水麻椰が「食パン」を徹底調査!スーパーやコンビニで買える人気の15種類を割って、測って、味わって…10時間かけて試してわかった、サタプラ的おすすめベスト5を発表した。
コスパもパン屑の量もこんなに違った!
朝食の定番といえば「食パン」! 今回は様々なメーカーから販売されている食パン15種類をピックアップし、清水アナが忖度なしに採点した。チェックポイントは、1)コストパフォーマンス 2)やわらかさ 3)見栄え。さらにパン本来の味を確かめるため、そのままで食べた場合の 4)生食時の味 と、焼いてからの 5)トースト時の味 の全5項目をテストした。味の審査には番組のフードコーディネーターである加藤友理さん・利博さん夫妻も参加。各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定する。
まずは「コストパフォーマンス」から。1袋の小売価格を入っている食パンの量で割って、100gあたりの値段を算出した。15種類の平均価格は100gあたり約49円。中でも最もコスパに優れていたのは、ドン・キホーテの食パン「薫麦」(税込85円 ※番組調べ)で、なんと100gあたりの値段はおよそ23円と平均の半額以下!
「見栄え」の調査では、トースト時の湯気の量、サクサク感、割った時に出るパン屑の量をチェックした。この部門で1位に輝いたのは山崎製パンの「ダブルソフト」(税込204円 ※番組調べ)。生地に空気を多く含むため、縦に裂けやすい作りになっているのだそう。パン屑が大量にこぼれ落ちる商品もある中、ダブルソフトはほぼ散らばることがなく、清水アナもきれいに割れた断面に思わず「美味しそう...」とため息が。
こうして10時間かけて食パンをあらゆる角度からテスト。ひたすら調査したからわかった、買って失敗しないおすすめベスト5とは!?
アレンジトーストにぴったりなタイプも
第5位はタカキベーカリーの『阿蘇牛乳のミルクブレッド』(税込257円 ※番組調べ)。
水の代わりに阿蘇牛乳を100%使用。生食で食べると、牛乳本来の甘みが口の中に広がる。トーストするとさらに甘みがアップし、清水アナも「クロワッサンみたい! 何も付けなくても十分美味しい」と大満足! 生食とトーストした時の味の両方で満点を獲得した。
第4位は山崎製パンの『ふんわり食パン』(税込190円 ※番組調べ)。
専用の機械で計測すると、数値が低いほどやわらかいことを示す「kPa(キロパスカル)」が15種類の平均9.1 kPaのところ、4.3 kPaを記録。やわらかさ部門で堂々の1位を獲得した。乳酸菌を配合し、ほのかな甘みと滑らかな口溶けを実現。生食の時の、口に入れた瞬間ふわ~っと溶けていくような食感が高評価で、加藤友理さんは「このミルキーさはフルーツサンドに合いそう」と評した。
第3位はイオン『トップバリュ グリーンアイフリーフロム パン・ド・ミ』(税込159円)がランクイン。
フランスパンのような美味しさが特徴の食パン。マーガリンを使わず、オリーブオイルで仕上げることによって、雑味のない豊かな風味を生み出している。甘さ控えめなので、「きんぴらごぼう×白味噌」「とろろ昆布×青のり」など、和の食材を組み合わせたアレンジトーストにも。
第2位は、創業100年を迎えた敷島製パンの『超熟』(税込240円 ※番組調べ)。
コストパフォーマンス以外の項目でほぼ満点となった。国産小麦を使用し、独自の超熟製法で仕上げることによって生まれた生地のもっちり・しっとり感が抜群! アレンジトーストにもぴったりで、特にピザトーストは味がよく染み込むのでおすすめ。
サクッ・ふわっ・もちっと感が味わえる王道の頂点!
そして、第1位に選ばれたのは山崎製パンの『ロイヤルブレッド』(税込183円 ※番組調べ)。
全ての項目が8点以上。総合力の高さで1位に輝いた。グレードの高い上級小麦を使用し、表面はきめが細かくしっとり。生のままサンドイッチにしても、バケットのようにシチューに付けて食べるのも◎。さらにトーストすれば段違いのサクッ・ふわっ・もちっと感が味わえる。清水アナは「シンプルで王道な食パンの頂点なのでは。毎朝食べたい食パン第1位でした!」と絶賛した。
トーストするだけでなく、サンドイッチやピザトースト、フレンチトーストなど工夫次第でバリエーションが無限に広がる食パン。今回のランキングを参考に、朝食の定番をアップデートしてみては?
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次回1月16日(土)は「コーヒーメーカー」を徹底調査!
「サタデープラス」はMBS/TBS系で毎週土曜あさ8時から放送中。お楽しみに!