様々な商品を長時間かけて調べ上げ、独自ランキングを紹介する「サタデープラス」の人気コーナー『ひたすら試してランキング』。10月31日の放送では、MBSアナウンサーの清水麻椰が「電気ケトル」を徹底調査!人気商品16種類をひたすら沸かして、注いで、洗って…10時間以上かけて調べ上げたサタプラ的おすすめベスト5を紹介する。
湯沸かしだけじゃない! 進化系ケトル
火を使わずあっという間にお湯が沸かせる電気ケトルは、今や食卓に欠かせない家電のひとつ。最近は様々なメーカーから多くの種類が販売され、注ぎ口が細いものや保温ができるものなど高機能なタイプも登場している。そこで今回は人気の16種類をピックアップして比較。チェックポイントは 1)沸騰スピード 2)注ぎやすさ 3)安全性 4)洗いやすさ 5)付加価値 の5項目で、各10点満点で採点し、合計点で総合ランキングを決定する。
まずは、電気ケトルにとって一番大事な項目である「沸騰スピード」を調査。カップ1杯分の水140mlが沸騰するまでの時間を計測した。格安品だと3分10秒もかかってしまうところ、16種類の平均タイムは1分41秒。そんな中、この部門で1位となったタイガー魔法瓶の『タイガーケトル 6Safe+』の沸騰スピードは、なんと43秒! 驚異的な速さを記録した。
進化し続ける電気ケトルには、お湯を沸かす以外の機能を持つタイプもたくさん。中でも、透明なボディーの阪和『プリズメイト ガラスディッシュケトル&サイフォン』はなんと調理もできるケトルで、「付加価値」の項目でトップを獲得した。湯沸かしはもちろんのこと、普通の電気ケトルでは難しいホットミルクが作れるミルクボタンや、ゆでたまごや温泉たまごができるエッグボタンを搭載。さらには、なんとチーズフォンデュの機能も! 試食した清水アナが、そのおいしさに「これを開発した人にお礼を言いたい」と感謝したほど、あつあつトロトロの本格的なチーズフォンデュを楽しむことができるのだ。
こうして10時間かけて、ひたすら「電気ケトル」を様々な角度から調査。試したからこそわかる、本当に使いやすいおすすめベスト5とは!?
コーヒーやお茶にぴったりの細口タイプ
第5位にランクインしたのは、バルミューダの『バルミューダ ザ・ポット』。
細口タイプのケトルは、注ぎやすさで満点を獲得した。デザインはおしゃれなだけでなく、手に馴染むハンドル、ストレスなく狙ったところに的確に注げるノズルなど、使いやすさも研究し尽くされていて、お湯の量をコントロールしたいドリップコーヒーにぴったり! 実は、チェック項目外だが水道水を沸かしたお湯の"味"についても高評価で、清水アナは「水が柔らかくなっていて、すごく舌触りがいい」とその変化に驚いた。
第4位にランクインしたのは山善『電気ケトル』。
こちらもバルミューダと同じく細口タイプで、注ぎやすさは9点と高得点をマーク。また温度がデジタルで表示されるのが大きな特徴で、しかも60度から100度まで1度単位で好みの温度に設定することができる。例えば日本茶に最適な70度のお湯を作る、なんてことも簡単! 1時間保温も可能という付加価値の面でも高得点を付けた。
安全性、機能性...目的で選べる高機能ケトル
第3位は、電子ケトルのトップメーカー・ティファールの『ウォッシャブル』。
その名の通り、底も含めて丸洗いが可能。注ぎ口に付いているフィルターも取り外して洗えるので、毎日使うケトルを清潔に保つことができる。また、注ぎ口に付いた小さなふたが飛び出すお湯の量をうまくコントロール。そんな洗いやすさ、注ぎやすさと沸騰スピードの3項目でほぼ満点を記録した。
第2位は、日本の老舗魔法瓶メーカーであるタイガー魔法瓶の『タイガーケトル 6Safe+』。
たった43秒でお湯が沸き、もちろん沸騰スピードは10点満点。そして速さだけでなく、熱い蒸気が外にほとんど出ないという安全性も高く評価された。これは、ふたの裏にある蒸気キャッチャーが蒸気を冷却し水滴にするという独自の構造によるもの。付加価値や注ぎやすさでも高得点をマークした。
そして今回、電気ケトル第1位に輝いたのは、象印マホービンの『電気ケトル』。
日本の魔法瓶メーカーによる多機能なケトルは、安全性、注ぎやすさ、付加価値の3つの項目で10点満点を記録。ほとんどの商品が沸騰すると本体が熱くなる中、このケトルは二重構造になっているため外側が熱くなりにくく、さらに倒してもお湯がこぼれない。安全性が高く、特に子どものいる家庭にはおすすめの1台だ。またスイッチで注ぐ湯の量を切り替えることができ、カップ麺に、コーヒーにと用途によって使い分けられるのがとても便利。カルキとばしモードも付いているので味も申し分なく、清水アナも「安全面も機能性も抜群です」と太鼓判を押した。
ますます早く、安全に、多機能にと進化する電気ケトル。購入の際はぜひ「サタプラ」独自調査を参考に、目的に合わせた1台を選んでくださいね!