「小丸屋住井」・住井啓子 #360 2023年07月09日(日)放送

京都の夏に涼を運ぶ、「京丸うちわ」。
京の花街ではお中元に芸妓や舞妓が名入りのうちわをお得意先へ配る風習があります。

この名入りのうちわを最初に作り始めたとされるのが、江戸時代のはじめ、寛永年間に伏見・深草で創業した「小丸屋住井(こまるやすみい)」。その十代当主・住井啓子さんが今回の主人公です。

竹骨に和紙を貼りつける作業は、糊を調整しながら手作業で。その日の気温や湿度にも左右される、ベテラン職人の腕の見せ所です。

およそ400年前、時の帝の命(めい)にルーツをもつ「小丸屋住井」。
うちわが繋ぐ歴史と想いに迫ります。



【INFORMATION】
●小丸屋住井
小丸屋サロン
住所:〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町91−54
電話番号:075-771-2229
HP:https://komaruya.kyoto.jp

●元政庵 瑞光寺
住所:〒612-0871 京都府京都市伏見区深草坊町4
電話番号:075-641-1704
HP:https://zuikouji.jiin.com

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