漆芸クラフト作家 堀居賢司 #284 2022年01月09日(日)放送

今回の京都知新は、漆芸クラフト作家の堀居賢司さんが主人公です。

崩れやすい細工菓子も、スッと切れる「彩(いろどり)」という名前のデザートナイフ。
その名前が表すように、持ち手には見る角度により様々な輝きが浮ぶ、漆芸の螺鈿細工が施されています。漆芸の仕事は、木地師、塗師、蒔絵師、沈金師など分業制が確立されており、その中でも堀居さんは螺鈿を施す、螺鈿師として活動しています。

堀居さんが作品作りで大切にしているのは、オリジナリティはもちろん、使ってくれる人のこと思い描きながら、生活に取り入れられやすくすること。
そんな思いが実り、堀居さんが作った「鍛造チタンカトラリー」は、現代のライフスタイルに適した「京もの」の作品コンペ「京ものユースコンペティション2021年」準グランプリにも選ばれました。

さらに堀居さんは、ナイフクラフトマンとしての顔もあります。中学3年生からナイフづくりをはじめ、その歴はおよそ20年。京都ではナイフショーの主催としても活躍しています。

今回は、堀居賢司さんの漆芸とナイフの、見事なコラボレーションをご紹介します。


【京都ナイフショー2022】
会期:2022年1月8日(土)、9日(日)
午前10:00開場 ~ 午後16:00閉場
会場:京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9−1 「京都市勧業館みやこめっせ」 地下1階
主催:京都ナイフショー実行委員 堀居賢司
入場は無料です

【漆工房Ken】※工房見学などは行っておりません。
商品問い合わせなど:urushikoubou.ken@gmail.com
ホームページ:https://urushikoubouken.square.site/
インスタグラム:https://www.instagram.com/urushikoubouken/

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