2025年01月31日(金)公開
「いちごビュッフェでホテルの格が決まる」今年も高級ホテルが熾烈な戦い!『キラキラのギャル文化スイーツ』『自分だけのいちごパフェ』『甘×辛で無限に食べられるビュッフェ』あなたはどれを選ぶ?
編集部セレクト
スイーツビュッフェの中でも「冬~春」のいちごビュッフェは、どのホテルでもトップの人気!ホテルがいちごビュッフェに力を入れるのには、「もうかる」だけではない理由があると言います。それは何なのか?3つのホテルを取材しました。
【帝国ホテル大阪】自分だけのいちごパフェが作れる!?
圧倒的な人気を誇る「いちごビュッフェ」。今年は大阪市内で少なくとも15のホテルで開催されていて、各ホテルがしのぎを削る激しい競争になっています。
(客)「テンション上がります。予想以上にすごくかわいくておいしくて」
(客)「もっと(スイーツを)取って、8000円を超えるくらい食べたい」
(客)「いちご50個食べられます」
今回は個性が光る3つの「いちごビュッフェ」を紹介!
まずは「帝国ホテル大阪」。優雅な雰囲気で楽しめる「苺スイーツバイキング」は、華やかな約30種類のスイーツに加え、贅沢にもブランドいちごの「ゆめのか」など、厳選した3種類の新鮮ないちごを楽しめるんです。
さらに今年は、“自分だけのパフェ”が作れるいちごパフェコーナーが新たに登場。フレッシュいちご・マカロン・チョコレート・イチゴソースなど、好きなだけ組み合わせて高級感のあるオリジナルパフェを楽しむことができます。
食べるだけでなく作る楽しみも味わえるのが特徴。歴史ある高級ホテルですが、気軽に訪れてほしいと話します。
(帝国ホテル大阪・田中夏帆さん)「『苺スイーツバイキング』をきっかけに帝国ホテル大阪を知っていただいて、そこからより皆様にご来館いただけるきっかけになればと思っております」
【ヒルトン大阪】ギャル文化がテーマ 「デコ電」風スイーツも!?
次にやってきたのは、大阪駅前にある、言わずと知れた「ヒルトン大阪」。こちらで開催されている「いちごビュッフェ」は、最近再びブームになっている「ギャル文化」を取り入れたビュッフェだといいます。
(ヒルトン大阪エグゼクティブ・ペストリーシェフ 百田利治さん)「デザインのイメージはケータイ電話にデコレーションして、盛り盛りに飾るじゃないですか。ああいったイメージをケーキに盛り込んだような」
ヒルトン大阪は常に若者のトレンドを取り入れて幅広い年齢層を呼び込もうとしていて、デコデコ、キラキラなかわいいスイーツがずらり。
過去には「50年代レトロ」などをテーマにしたいちごビュッフェも。今年は「ギャル」の持つ明るい世界観を楽しんでもらいたいといいます。
(ヒルトン大阪 百田利治さん)「僕たちが狙ったのはエネルギッシュで元気がある、ピンクの世界とか若者の文化をより僕たちの世界に取り入れて、お客さまにハッピーになっていただく場を提供していく。そんなイメージで『ギャル文化』というテーマを選びました」
お客さんたちからはこんな声が聞かれました。
「おいしかった。1番おいしかったのはマカロンとドーナツ」
「(Qギャルをイメージしているが?)めっちゃテンション上がったやんな」
「美味しいし、かわいいし」
「ギャル大好き」
「キラキラ輝いていて」
「かわいいよな」
【センタラグランドホテル大阪】「甘い」×「辛い」で無限に食べられる!?
難波におととし開業したタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」。強豪ひしめく大阪で新規参入したホテルのいちごビュッフェとは?
写真映えを意識した小ぶりで色鮮やかないちごのスイーツがなんと25種類。毎日、品種が変わる国産のフレッシュいちごも提供しています。お客さんのお皿もいちごで山盛り!
(客)「食いしん坊。いちごビュッフェ、いちごいっぱい食べないと」
(客)「(いちご)40個くらい食べました。甘くておいしい」
甘いものだけではもの足りない人には…なんとタイ人シェフがつくる約15種類の本格的なタイ料理のランチも食べ放題。
さらに、ブリのしゃぶしゃぶや帆立のソテーなど和食・洋食も充実していて、いろんな味を同時に楽しめる戦略で他のホテルとの差別化を図っています。
(客)「デザートもそうなんですけど、お食事も充実していたので、行ったり来たりをしていました」
(客)「甘いもの辛いもの、甘いもの辛いもの、無限に食べられる」
「甘い」スイーツと「辛い」タイ料理を交互に食べるとどんどん食が進み、無限に食べられるんだそうです。
(センタラグランドホテル大阪・杭原修子さん)「(Qタイにいちごビュッフェはある?)ないです。日本独自です。手探りで、そもそもいちごとタイ料理が合うのかっていうところから、実際食べてみると、いちごの甘さ×タイ料理の辛さで無限に食べられるビュッフェになると気が付いたので、今は自信を持ってお届けしています」
新しいホテルでまだまだレストランの知名度も伸び悩む中、独自の戦略でさらなる集客に期待しています。
(センタラグランドホテル大阪・杭原修子さん)「(いちごビュッフェで)ホテルの格が決まるというくらい、たくさんのお客さまにいちごビュッフェをめがけて来ていただいているので、すごく力を入れるポイントですね。去年のいちごビュッフェが、センタラグランドホテル大阪を知っていただた大きなきっかけになってまして、今年も必ずやるぞと力を入れて開催しています」
高級ホテルの「いちごビュッフェ」競争、いちごのようには甘くいかない戦いが続きます。
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