【初耳学】45歳以上の"大人"がハマる日向坂46の魅力を大解剖

日曜日の初耳学 復習編

2021/02/13 10:00

聞いたことはあっても詳しくは知らないトレンドワードを深掘りする「林先生の初耳学」の人気企画「初耳トレンディ」。2月7日放送回では、若者だけでなく45歳以上のファンからも支持され今もっとも勢いのあるアイドルグループ「日向坂 (ひなたざか)46」に注目! 知れば納得、大人もハマるその魅力とは?

日向坂46は「大人もハマるアイドル」
2015年に欅坂46のアンダーグループ「けやき坂46」として結成され、2019年に現在のグループ名で念願のメジャーデビューを果たした日向坂46。

同年に日本レコード大賞優秀作品賞を獲得すると、2019・2020年「NHK紅白歌合戦」に2年連続出場を果たし、2020年はグループ・個人合計でテレビ出演本数200本以上と、一気にスターダムを駆け上がった。

そんな日向坂46には、ほかのアイドルグループとはちょっと違った特徴がある。それは、若者だけでなく45歳以上の"大人"たちにもファン層を広げているということ(クロスマーケティングが10~70代男女1000名を対象に実施したアンケートより)。

スタジオには日向坂46のメンバーに加え、3人の熱烈な大人世代のファン代表が登場。
ドラマでの共演をきっかけにファンになったというファン歴3年の俳優・宮川一朗太をはじめ、ファン歴2年半のどきどきキャンプ・佐藤満春、そしてファン歴1年半のユーチューバー・AKIHOの3人が、「なぜ45歳以上の大人が日向坂46にハマるのか」を熱く解説した。

"お辞儀が深い"のは感謝のしるし
大人ファンが日向坂46に魅力を感じる要因の一つが、腰を90度に折って深々と頭を下げるお辞儀。結成当時は握手会もガラガラで会場は"滑走路"のようだと揶揄され、ライブでも出番はほとんどなく、先輩(欅坂46)の練習を見ているだけ...そんな苦しい時代を耐え抜いた彼女たちならではの"感謝"の気持ちがこもった行動に打たれるファンが多いのだという。

彼女たちは、ファンだけでなくスタッフにも深々とお辞儀する。今仕事ができていることへの感謝を忘れないメンバーを、中島健人も「この精神は素晴らしい」と絶賛。林先生も「いい形で挨拶をしている姿はほかの人も見るんです。『ああ、あの子はちゃんと挨拶ができる子だね』っていう、非常に効果の大きい振る舞い」と感じ入った。

さらに、バラエティー番組出演時などのアンケートの記入時には欄外に「アンケートありがとうございました」「取り上げていただき嬉しいです」など必ずお礼の言葉を残す。日向坂46は感謝の心を人一倍大切にするアイドルグループなのだ。

ほかのメンバーの売り込みも...メンバー同士の固い絆
メンバー同士の絆の深さも、大人ファンの心をとらえるポイントの一つ。

どきどきキャンプ・佐藤は「僕のラジオ番組に(メンバーの)松田好花ちゃんにゲストに来てもらった時、帰り際に『私のグループのメンバーの富田鈴花は〇〇のエピソードを持ってます。ぜひゲストに呼んであげてください』って、ほかの子の売り込みをして帰ったんですよ」と明かした。

すると、スタジオに登場した日向坂46メンバーも「深夜にもかかわらず(出演しているラジオ番組)をメンバーが聴いてくれる」(加藤史帆)、「個人で大きな仕事が決まると『おめでとう』って連絡をくれる。自分のことのようにほかの人のことを喜べる」(渡邉美穂)など、絆エピソードを次々と披露した。

影山優佳が明かしたのは、2019年のクリスマスライブでのエピソード。学業に専念するため休業中だった影山が客席で観覧する中、ライブでグループ念願の「東京ドーム公演」がサプライズ発表された。

「シンプルにみんなの今までの頑張りのおかげだなと思ってライブの後にみんなに『おめでとう』って言ったら、メンバーみんなが『影もだよ』って言ってくれて」(影山)。ステージ上で喜びを分かち合うことができず寂しさを感じていた影山は、「メンバーの言葉に救ってもらえた」と涙で打ち明けた。

「おひさま」とメンバーの絆秘話
メンバーと「おひさま」(ファンの呼称)との絆も強い。「おひさま」への感謝を忘れない彼女たちに、ライブ会場では「おひさま」からも素敵なプレゼントが...。「JOYFUL LOVE」という曲ではファンがブロックごとにペンライトの色を変え、客席全体が7色にきらめく。

この演出、実はファン主導で始まったもの。今では日向坂46ライブの名物となっているが、宮川は「最初はブロックごとに有志の方が来て『ここは黄色でお願いします!』って呼びかけてたんですよ。最初はけっこうバラバラだったりしたのが、途中からすごく統一されたでしょ? 手作りで始まったから」と振り返った。

この話は、メンバーにとっても初耳だったよう。富田は「私たちも(ペンライト演出の経緯を)本当に知らなかったので...。会場が虹色に染まった瞬間泣いちゃいましたし、毎回感動します」と目を潤ませた。


感謝の心、メンバー同士の絆、そして、ファンとの絆。"日向坂46に45歳以上の大人がハマる3つの理由"に林先生も深く納得。「ほんとに想像以上に素敵な、ピュアで頑張っている素敵なグループなので、この番組見てまたひとりでも『おひさま』が増えてくれたらいいなと僕も心から思ってます」とエールを贈った。

ちなみに、2020年12月に行われるはずだったメンバー念願の東京ドーム公演は、昨今の情勢を考慮し2021年12月に延期となった。宮川は「今、日向坂46のファンになれば、彼女たちがずっと追いかけてきた夢が叶う瞬間に立ち会うことができるんです!日向坂を好きになるには最高のタイミングです。一緒に夢を叶えましょう!」と熱弁をふるい、スタジオを沸かせた。

この日の放送はSNSでも大反響。Twitterでは「初耳学」が国内トレンド第2位まで浮上するなど大きな注目を集めた。

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青学・原晋監督、落語家・滝川鯉斗による「熱血課外授業」も配信中!「林先生の初耳学」公式YouTubeチャンネル
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次回の「林先生の初耳学」は2月14日(日)に放送する。全国500都市で導入予定のスマホ「5G」を徹底解説する。2時間の映画がたった3秒でダウンロードできるという5Gのポテンシャルにゲストの森七菜&SixTONESジェシーも驚愕!

「林先生の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
https://www.mbs.jp/mimi/

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