全ての結婚は一時の気の迷い!林先生が結婚のキレイごとを一刀両断

日曜日の初耳学 復習編

2018/09/22 10:30

 9月9日に放送された「林先生が驚く初耳学!」で林先生が「全ての結婚は一時の気の迷い」と発言して話題だ。この過激な見解は、ある医学者が書いた本「なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか」の一文。医学的な見地から結婚のキレイ事をバッサリ斬ったこの本に、林先生は深く共感したという。「奥さんにこれを直接伝えられるってことですか?」というロンブー淳からのツッコミに、次のような考察を述べた。

男女がなぜ結婚するのか?
 そもそも男女がなぜ結婚するのか?医師の立場から言うとこうなるそうだ。「全ての結婚は間違いである。若い時の男性・女性ホルモンの過剰分泌によって気がおかしくなって結婚に至る」。10代から20代は体内で性ホルモンが活発に作用する時期で、動物でいうと発情期。この時期は、男性は女性にわがままを言われても可愛い・愛おしいと感じるそうだが、じつは"とんでもない錯覚"。一方女性も、彼がいないと生きられない、この人の子どもが欲しいと"血迷う"のだという。

相手ではなく、自分が変わったということ
 こうした林先生の主張に対し、スタジオのアンミカは「私は40歳で結婚してますから、おかしくない」と、冷静な判断で結婚していることを主張。だが林先生は「年齢に関係なく、別の問題が出てくるんですよ」とニヤリ、次のように説明した。恋愛中は天然の惚れ薬といわれるフェニルエチルアミンが多量に分泌されて恋に溺れた状態になる。ただ、この物質は同じ相手に対しては3〜4年で減少していくという。歳を重ねてこの脳内物質や性ホルモン質が減少してくると冷静な判断ができるようになって、結婚した時はこんな人じゃなかったのにと感じる。だが実は相手が変わったのではなく、自分が相手を許せなくなったということなのだそう。

夫の言動が妻の体調不良を引き起こす
 さらにこの本には結婚生活の現実について、次のようなことが書かれている。近年、「夫源病」という言葉が生まれて話題になっているが、従来「更年期障害」と言われてきた中年女性の体調不良の原因が、夫の存在や言動から来るストレスにあると考えられるようになった。また、最近では定年を迎えた夫を持つ女性が体の痛みや痺れなど原因不明の神経障害に悩まされるケースが増えてきた。こうした症状を緩和させる効果的な方法が、妻を夫から隔離すること。それだけでウソのように症状が消えることが驚くほど多いという。
 思い当たることがあるのか我が事のように切実な表情で林先生の話を聞く志らく師匠に対し、"励ましの言葉"として林先生が紹介したのはフランスの劇作家、アルマン・サラクルーの名言。「人は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」。これには「フォローになるどころか傷に塩を塗っている」と、澤部やロンブー淳から大ブーイングが巻き起こった。

「林先生が驚く初耳学!」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
全国1億3千万人から募集した選りすぐりの知識を抜き打ちで林先生に出題。物知りの林先生でさえ知らなかったものを"初耳学"に認定する。
https://www.mbs.jp/mimi/

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