「二条駿河屋」二代・甲和憙 #521 2026年09月13日(日)放送
季節のうつろいや風情を、一つの菓子に映し出す和菓子の世界。
8月30日、表千家の宗匠である「長生庵 堀内家」で、初代・堀内仙鶴(せんかく)が見た夢に由来する年中行事『大黒天の釜』が催されました。
今回の主人公は、その茶会に用いる菓子を毎年手がける職人、
二条駿河屋 二代・甲和憙(かぶと かずき)さん、御年88歳。今なお現役で仕事場に立ち続けています。
店の銘菓は「松露(しょうろ)」。
シャリッとした砂糖の衣と、小豆の風味豊かなつぶ餡が特徴です。先代から受け継いだ味に工夫を重ね、今日まで磨き上げてきました。
甲さんは20代で表千家堀内家に入門し、およそ10年にわたり茶の湯の精神を学びました。長年茶席の菓子と向き合う中で重んじてきたのは、「喉の奥にちょっと甘みが残り、次に飲んだお茶を引き立てるような菓子」であること。中でも大切にしている工程は「餡炊き」です。小豆の煮加減や砂糖を入れるタイミングなど、長年の経験と感覚を頼りに炊き上げます。
二条駿河屋ではつくる菓子は年間およそ200種類。菓子の題材となる花にも興味津々で、実際の姿を知るため、自宅でさまざまな草花を育てています。
「いつまでたっても研究です」と語る甲さん。
受け継いだ味を大切にしながら、より良い菓子を求め続ける──。
88歳の今も続く、尽きない研究の日々を追います。
【INFORMATION】
〇二条駿河屋
〒604-0026京都市中京区大恩寺町241
営業時間:9:00~17:30 ※日曜・祝日 休業
TEL:075-231-4633
8月30日、表千家の宗匠である「長生庵 堀内家」で、初代・堀内仙鶴(せんかく)が見た夢に由来する年中行事『大黒天の釜』が催されました。
今回の主人公は、その茶会に用いる菓子を毎年手がける職人、
二条駿河屋 二代・甲和憙(かぶと かずき)さん、御年88歳。今なお現役で仕事場に立ち続けています。
店の銘菓は「松露(しょうろ)」。
シャリッとした砂糖の衣と、小豆の風味豊かなつぶ餡が特徴です。先代から受け継いだ味に工夫を重ね、今日まで磨き上げてきました。
甲さんは20代で表千家堀内家に入門し、およそ10年にわたり茶の湯の精神を学びました。長年茶席の菓子と向き合う中で重んじてきたのは、「喉の奥にちょっと甘みが残り、次に飲んだお茶を引き立てるような菓子」であること。中でも大切にしている工程は「餡炊き」です。小豆の煮加減や砂糖を入れるタイミングなど、長年の経験と感覚を頼りに炊き上げます。
二条駿河屋ではつくる菓子は年間およそ200種類。菓子の題材となる花にも興味津々で、実際の姿を知るため、自宅でさまざまな草花を育てています。
「いつまでたっても研究です」と語る甲さん。
受け継いだ味を大切にしながら、より良い菓子を求め続ける──。
88歳の今も続く、尽きない研究の日々を追います。
【INFORMATION】
〇二条駿河屋
〒604-0026京都市中京区大恩寺町241
営業時間:9:00~17:30 ※日曜・祝日 休業
TEL:075-231-4633


