製靴家・野島孝介 #222 2020年10月18日(日)放送
ハンドメイドの革靴工房「吉靴房(きっかぼう)」の主、野島孝介さんが今回の主人公です。
野島さんは静岡県出身で東京浅草の靴メーカーに就職した後、独立。2006年に京都に工房を立ち上げました。パリやフィレンツェ、ロンドンなどより、伝統文化の集積地、京都で日本的デザインの革靴を作った方が良い、と思ったからです。野島さんのトレードマークが着物に似合う革靴。足袋をオールレザーで生まれ変わらせた靴、熊手がモチーフの靴、神官が儀式で履く浅沓にインスピレーションを受けた靴などがあります。
一般的に革靴づくりは分業制で、およそ20ある工程ごとに専門の職人がいます。野島さんはすべての工程を1人で行っています。
職人と呼ばれるのは畏れ多い、馴染めないと言い、製靴家という肩書を名乗っています。
野島さんには、いつの日か叶えたい夢があります。一つは、子供たちの足のサイズの測定を義務付けること。正しい寸法を知ることは、外反母趾や巻き爪など様々な足のトラブルの予防につながるからです。もう一つが、神社仏閣で使われる履物を作ること。日本文化を表すいつまでも色褪せない革靴を作りたい・・・野島さんの仕事を見つめました。
【INFORMATION】
●吉靴房
〒602-8406 京都市上京区大宮通寺之内下ル花開院町111-2
Tel:075-414-0121
公式ホームページ
http://www.kikkabo.jp/
野島さんは静岡県出身で東京浅草の靴メーカーに就職した後、独立。2006年に京都に工房を立ち上げました。パリやフィレンツェ、ロンドンなどより、伝統文化の集積地、京都で日本的デザインの革靴を作った方が良い、と思ったからです。野島さんのトレードマークが着物に似合う革靴。足袋をオールレザーで生まれ変わらせた靴、熊手がモチーフの靴、神官が儀式で履く浅沓にインスピレーションを受けた靴などがあります。
一般的に革靴づくりは分業制で、およそ20ある工程ごとに専門の職人がいます。野島さんはすべての工程を1人で行っています。
職人と呼ばれるのは畏れ多い、馴染めないと言い、製靴家という肩書を名乗っています。
野島さんには、いつの日か叶えたい夢があります。一つは、子供たちの足のサイズの測定を義務付けること。正しい寸法を知ることは、外反母趾や巻き爪など様々な足のトラブルの予防につながるからです。もう一つが、神社仏閣で使われる履物を作ること。日本文化を表すいつまでも色褪せない革靴を作りたい・・・野島さんの仕事を見つめました。
【INFORMATION】
●吉靴房
〒602-8406 京都市上京区大宮通寺之内下ル花開院町111-2
Tel:075-414-0121
公式ホームページ
http://www.kikkabo.jp/
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