京指物師・鳥原嘉博 #55 2017年05月28日(日)放送

鳥原嘉博さんは伝統的な「数寄屋建築の中の京指物」づくりに取り組む指物師。行燈の制作を主体とし、茶室、老舗料亭などに納めています。

鳥原さんは、数寄屋の空間だけではなく、現代建築での灯りの楽しみ方も提案。京都迎賓館「藤の間」の天井照明においては設計者とデザイナーからの依頼で京指物の行燈らしい細さの限界に挑みました。

彼は現在、京指物の行燈に影響を受けたデンマークのデザイナーとのコラボで、ダイニングに吊るすための吊り行燈の進化形を制作中。
数寄屋の行燈と現代建築に燈す灯り・・・。鳥原さんの伝統的な指物の製作への思いと、新たな挑戦を取り上げます。

【INFORMATION】
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