晴田真帆は大ヒット作「リバイブライン」を連載していた26歳の漫画家。
漫画賞の授賞式で突然、「『リバイブライン』は私が作ったものではありません」とスピーチする。
実は真帆が描いてきた漫画は、10年前に亡くなった高校の先輩・雪嶋の設定ノートをもとに描かれたものだった。その秘密をずっと胸に抱えたまま、彼女の心には「ある後悔」が残っていた。この物語は、本当は雪嶋先輩に描いてほしかった―。できるなら先輩に作品を返したいと願う真帆は、あるきっかけで、高校時代にタイムスリップしてしまい――。
もしもあの時をやり直せるなら……。その想いが全てを変える、タイムスリップストーリー!
主人公・晴田真帆は大ヒット作「リバイブライン」を連載していた26歳の大人気・漫画家。しかし、漫画賞の授賞式で突然、「『リバイブライン』は私が作ったものではありません」とスピーチする。高校時代に、真帆は大好きなマンガを描くために漫画部へ入部し、そこで先輩・雪嶋と出会う。真帆は、夢中でマンガを描いている雪嶋の姿に刺激を受け、自分も漫画を描き始めるが、次第に劣等感を覚え、ある日先輩に八つ当たりをしてしまう。後日、雪嶋のデビューを知った喜ぶ真帆に、突然、雪嶋の妹・紗香から電話がかかってきて、「昨晩、兄が亡くなりました――」と告げられる。そして紗香から渡されたのは、雪嶋が描き溜めていたマンガの「設定ノート」。真帆はその「設定ノート」を読み、後にそれを基に、「リバイブライン」を描き上げていたのだった…。後悔を抱えたまま大人になった真帆。授賞式後の衝撃的なスピーチ後、あるきっかけで、高校時代にタイムスリップしてしまい…!?