
全体あらすじ
大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ちあがった大学生8名。彼らに課された最終選考の課題は、政府チームとレジスタンスチームに4人ずつで分かれ、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。勝敗の行方やいかに、そしてこの最終選考の真の目的とは?
――先の読めないゲーム展開と衝撃のラストが、宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義とはなにかを問いかける。
1話「宣伝と戦争」
国内最大手の広告代理店〈電央堂〉。その最終選考に残った今井貴也(山下幸輝)、後藤正志(松本怜生)ら8人の就活生が挑むのは、常識を超えた“採用試験”だった。課題は――「戦争の是非について、世論を誘導するための宣伝を仕掛けろ」。
電央堂マーケティング局長・渡部(中村俊介)が概要を告げると、戸惑う就活生たち。戦争賛成の〈政府チーム〉と戦争反対の〈レジスタンスチーム〉に分かれ、一般から選ばれた架空国家〈パレット〉の仮想国民100人を相手に、言葉と情報で世論を操る心理戦に放り込まれる。
堅実な政府チームの後藤らに対し、今井率いるレジスタンスチームはある先制攻撃で世論を揺さぶるー。それぞれの正義がぶつかり合う中、ゲームの行方は…!?そして、はたしてこれは単なる試験なのかー。誰も想像しない“扇動ゲーム”が始まる。
■ 政府チーム:後藤、香坂(莉子)、椎名(曽野舜太)、織笠(志田こはく)
■ レジスタンスチーム:今井、越智(祷キララ)、国友(諏訪珠理)、樫本(工藤美桜)