３月１４日（土）ＭＢＳテレビで放送された『住人十色』では、大の『つっぱり棒』好き、番組ＭＣの松尾貴史が住人（アルジ）宅を自ら訪問。今からでも絶対マネしたくなる！目からウロコの斬新な技の数々を紹介した。

縦にも使えるおしゃれなつっぱり棒で、家具を最小限に

住人（アルジ）は竹内一紘さん、香予子さん夫妻。大阪市内で築２２年の中古マンションをリノベーションして暮らしている。中に入ると、リビングやキッチンの水回り、壁や天井など家中のあらゆる場所で使われているのが「つっぱり棒」。その数、なんと１５０本にもなるとか。

　実は香予子さんは、大阪・つっぱり棒メーカー『平安伸銅工業』の３代目社長。つっぱり棒は１９７０年代に香予子さんの祖父が開発し、日本全国に広まっていった。しかし９０年代に入り、１００円均一店でも販売されるようになると売り上げが急落。そんな状況の中、２０１０年に香予子さんが入社し開発したのが『ラブリコ』という壁や床を傷つけることなく木材を立てられる商品だった。これがＤＩＹブームに乗って大ヒットし、業績が回復。奮闘する妻を見た夫の一紘さんは、公務員を辞めて香予子さんの会社に転職したのだとか。
簡単にマネできる実用的なアイデアの数々！！

　実際に１５０本ものつっぱり棒をどう活用しているのか？　１００円均一商品や他社製品も試しながら使い方を研究している香予子さんの活用法を見せてもらう。

キッチンの引き出しには、キッチンペーパーを隠して収納しながらもサッと取り出せる画期的なアイデアが。
これは、絶対マネしたくなる！

わずかな隙間も見逃さず、キッチンシンク下の大きな引き出しの上には、置き場所に困る鍋蓋の収納スペースが...！

冷蔵庫の中もつっぱり棒だらけで、チューブ型の調味料が迷子にならない収納法も。簡単にマネできる実用的なアイデアの数々に、松尾も感心しっぱなし！

９割の人がつっぱり棒の取り付け方を間違っている！？
　
　玄関とリビングの間に設けたのは、靴箱とパントリースペース。この部屋にも作り付けの棚はなく、ただの箱のような空間につっぱり棒を「縦」にも「横」にもつっぱらせ、さらに有孔ボード、フックなども使って大量の靴や服、食品を収納している。これだけ物を載せていると、つっぱり棒が落ちないのか心配になるところだが、香予子さんによると「正しく使えば落ちにくくなる」そうで、実は「９割の人がつっぱり棒の取り付け方を間違っている」のだとか。
松尾も実際に設置する様子を披露してみせるが...

設置最後の微調整につっぱり棒を回してしまい、香予子さんからダメだしをもらうことに...　回してしまうと、棒の中のバネを痛めてしまうのだとか...

では、正しい取り付け方とは？

あらかじめ設置する幅より１～２ｃｍ長めにつっぱり棒を伸ばし、バネの力を利用して押し当てながら長さを調整し設置するのだとか
さらに、つっぱり棒のプロは...

　トイレや洗面所、洗濯機など水回りでも様々なタイプのつっぱり棒を駆使。ちょっとしたスペースを有効活用している。

そして...こんなつっぱり棒も

いつもＳＮＳをチェックし、つっぱり棒に対する不満がないか"パトロール"している香予子さん。その中から、ユニットバスのつっぱり棒は落ちやすいという声を拾い、磁石の力を利用したアイデア商品も生まれたのだという。

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『住人十色 』～家の数だけある、家族のカタチ～は、ＭＢＳテレビで
毎週土曜日　午後５時～５時３０分放送
ＭＣ：松尾貴史・三船美佳
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