飯尾醸造・飯尾彰浩 #325 2022年10月30日(日)放送

 今回の主人公は、丹後宮津のお酢屋・飯尾醸造5代飯尾彰浩(あきひろ)さん。
 日本酒をさらに発酵させるとお酢ができるのを知ってますか?
 明治26年創業の飯尾醸造は、米作りから酒造り、そしてお酢造りまですべてを自社で手掛けています。原料の米は、無農薬米で、昭和30年代から食の安全を考え、いち早く取り入れました。農薬を使わない米作りは当然手間がかかります。そのため農業資材を無償で提供したり、米を市場価格の3倍で買い取ったりして、契約農家を助けています。
 また宮津の風景を守るため、棚田を借りて蔵人自身も米作り。田植えと稲刈り期には、飯尾醸造の顧客も参加する体験会を実施しています。
 お酒からお酢を作るには酢酸菌を入れ、100日~200日じっくり発酵させます。昔ながらの手作りで出来上がったお酢は、一般的なお酢よりもうま味が強く、まろやかな風味が特徴。
 飯尾さんは自慢のお酢と丹後の食材をふんだんに使ったイタリアンレストランを2017年にオープンしました。そこには宮津を美食の街に生まれ変わらせ、もう一度活気を取り戻したいという夢がありました。


【INFORMATION】
■飯尾醸造
〒626-0052
京都府宮津市小田宿野373
電話 0772-25-0015  FAX 0772-25-1414
HP https://www.iio-jozo.co.jp/
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