ミニチュア作家・畑中義明 #307 2022年06月26日(日)放送

京町家や古い調度品のミニチュアを制作する「てのひら工房」の畑中義明さん。
長年、機械メーカーで設計を担当していましたが、50代半ばでリストラに遭い、妻の後押しもあって趣味のミニチュア作りを仕事にしました。
畑中さんのミニチュアは10分の1のスケール。実物を測り図面に起こして忠実に再現します。箪笥の引き出しや扉は開閉でき、桶にいたっては本職さながら台形の板を並べて丸い形を出しています。
新町通にある町家の台所のミニチュアは、おくどさん、火袋、流し、土間などすべて正確に作り込みました。
制作に約4年を費やした料亭の茶室は、今は亡き妻・信子さんとの最後の共同作業。ミニチュアに込められた夫婦の思い、そして本物にしか見えない畑中さんの超絶技巧に迫ります。


【INFORMATION】
てのひら工房 
〒610-1124 京都市西京区大原野上里紅葉町14-18
TEL 075-333-4137
HP http://www5e.biglobe.ne.jp/~tenohira/
インスタグラム https://www.instagram.com/tenohira2002/

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