仏師・宮本我休 #116 2018年09月02日(日)放送

精巧な仏像から愛らしい彫刻まで幅広く手がける仏師・宮本我休さん。
依頼者をあっと驚かせたいという思いで日々仏像と向き合っています。基本の仕事は制作と修復。制作には少なくともおよそ1年、大きいものであれば5年かかるものもあるといいます。

修復は3ヶ月から半年の時間を費やし、なくなった部分を補い古色を施します。我休さんの特徴は衣紋と呼ばれる表現方法にあります。実際に布をたゆませて写実的に彫っていきます。

そんな我休さんが憧れる仏師は鎌倉時代に活躍した仏師・快慶。その圧倒的な仏像の迫力はその時代にしかできないものであると悟った我休さんは、現代=平成の世にしかできない仏像彫刻を目指します。

【INFORMATION】
宮本工藝
〒615-8203 京都市西京区松室荒堀町37

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