京人形司十四世面庄・面屋庄甫 #115 2018年08月26日(日)放送

京人形司・十四世面庄、面屋庄甫さん。代々受け継がれる「面庄」の屋号は京都の文化に根を下ろしています。

創業は江戸時代中期。初代は能面師から人形師に転じ、宮中から烏帽子帯刀が許された職人でした。かつて、作品作りに行き詰まった面屋さんはインドを訪れ、貧しい暮らしを営む人々に心揺さぶられます。帰国後、粗末なサリーをまとった女性の連作、インドシリーズを発表。身体を隠すことで逆に浮き彫りになる人間の内面を表現しました。

初夏、面屋さんは新作のモチーフを探し、山道を歩きます。創作意欲を湧き立たせるために重要なのは、本物を手にし、触れ、見ること。果たしてどんな作品が出来上がるのでしょうか?

【INFORMATION】
面屋庄甫
〒605-0953 京都府京都市東山区今熊野南日吉町53−17

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