「木乃婦」三代目主人・髙橋拓児 #57 2017年06月11日(日)放送

80年続く料理店「木乃婦」の三代目主人・髙橋拓児さん。日本料理の基本である、かつお昆布だしを使わない日本料理を、次々と生み出しています。

京都大学の大学院で日本料理を科学的に研究してきたという髙橋さん。これまで慣習がベースだった日本料理の世界に「科学」を取り入れた第一人者でもあります。
髙橋さんは「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されることにも尽力してきたメンバーの1人。これまでイタリア、フランス、アメリカなど13か国で、のべ50回以上、和食イベントで腕をふるい、日本の食文化を海外へ発信してきました。
現在、彼が意識しているのは「食のグローバル化」。健康や宗教など制約のある食習慣にも対応できる日本料理として、精進料理にも力をいれているといいます。

番組では、日本料理の間口を広げることで、世界と日本料理をつなげていく、そんな髙橋さんの活躍を紹介します。

【INFORMATION】
京料理 木乃婦
〒600-8445 京都市下京区新町通仏光寺下る岩戸山町416

【TVで紹介しているお店について取り上げた記事はこちら】

■「木乃婦」髙橋拓児の「精進料理知新」

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