11・12月限定プランやクリスマスメニューなど、冬の京都旅を存分に楽しめるコンテンツを多数提案してきた「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」。今回は、ホテルおこもり時間を満喫できる館内の施設や老舗とコラボレーションした贅沢なプランをご紹介。 質の高いサービスや手入れの行き届いた館内施設に表れる、おもてなしの心を体感してください♪
「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」って?
元小学校を再生したホテル「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」。京都の繁華街・四条河原町から徒歩3分ほどのところにある複合施設「立誠ガーデン ヒューリック京都」に併設しています。
宿泊者だけが使えるLounge & Patio
今回注目したいのが、新築棟(Main棟)の3階にあるLounge & Patio。宿泊者だけが自由に使える、ラグジュアリーな空間です。
屋外のPatioでは、一年を通して夜になるとファイヤーピットに火が灯されます。パチパチと心地よい音を立てて燃える火が気持ちを落ち着かせてくれ、とっても癒される...。
動画:音を立てて燃える火が気持ちを落ち着かせてくれる
ファイヤーピットで燃える薪、実は京都の山で育ったナラの木なんです。いくつか種類のある薪の中でも、京都産のナラは火を灯したときの音が良いのだとか。こんなところでも京都を体感できるなんて...細かなところにもこだわりが感じられます。時間に追われる日常の中で、こんなにゆったり過ごす時間ってなかなかないかも。心が一気に穏やかになり、ぼーっと過ごす時間の大切さを感じました。
ちょっと体が冷えてしまった...そんな時は屋内のLoungeに戻ってドリンクを楽しみましょう。嬉しいのが、ハウスワインやコーヒー、ソフトドリンクなどのドリンクがフリーだということ! 手軽につまめるスナックもフリーで提供されていて、至れり尽くせりです。ドリンク・フードともに有料のメニューもありますよ。
動画:赤ワインで体をあたためて
ファイヤーピットが恋しくなったら、ドリンクをもって出てもOKです。冬の京都はよく冷えますが、火に手を近づけるとぽかぽかと暖かく、さらに幸福感が増します。フリーの赤ワインで体をあたためながら過ごしてみてください。
壁際にはブックディレクターの幅允孝(はば よしたか)さんセレクトの本が並び、Loungeで過ごす時間をより上質なものにしてくれます。「旅の醍醐味」や「心地よい一日」などをテーマに、京都の伝統工芸に関するものや京都にゆかりのある小説なども並んでいました。
もっと本を楽しみたいという方には、立誠ガーデン ヒューリック京都内にある『立誠図書館』で本を借りてくるのもおすすめ。通常であれば、手続きをして会員カードを作って...というプロセスが必要になり、貸出は有料ですが、宿泊者にはこれが不要です。フロントに申し出てお願いすると、貸出の手はずを整えてくれるのだとか! 図書館は「京都歩きの本棚」「食べる本棚」「立誠小学校DNAの本棚」「世界の入り口となる本棚」「アートの本棚」などのテーマから成っていて、小説はもちろん、写真集や絵本、新聞などもあります。どれを読もうか迷ってしまいますね。 数日間続けて宿泊をして、図書館で借りた本を読みふける...なんて過ごし方もすてき。
■立誠図書館
開館時間:11:00~17:00(月曜休館)
お問合せ:075-585-5561 / info@bunmachi.org
老舗の京料理が味わえるプランがお目見え
「せっかく京都に来たのだから、京料理が食べてみたい!」そんな方も多いのでは? 言わずと知れた京料理の名店・たん熊北店の味わえるプランが登場しました。その時々の旬の食材を使うため、提供されるメニューは季節や時期によって変わります。店に足を運ばなくても、ホテルのレストランでいただけるというところも特別感満載ですよね。朝食は、ホテル自慢のエッグベネディクトかフレンチトースト、限定30食の和食膳から選べます。
このプランでセレクトできるのは、前回の記事内で取り上げた「Classy」か既存棟(Schoolhouse棟)にある「Grace」。写真は「Grace」のコーナーワイドツインです。ベッドのほか大きなソファもあり、広々!
元立誠小学校の校舎をいかした建築だけあって、天井が高いのもポイントです。窓にも小学校時代の意匠が残っていて、なんだかノスタルジックな気持ちに。窓の外には、正面玄関や高瀬川が見えます。
■ザ・ゲートホテル京都高瀬川by HULIC
京都市中京区蛸薬師河原町東入備前島町310-2
075-256-8955
宿泊情報の詳細・ご予約はこちらから
おこもり時間を彩る香りグッズ『cotoiro』
1階の飲食店&物販でグッズやドリンクをプラスして、ホテルでの時間をより満足度の高いものにしちゃいましょう。
立誠ガーデン ヒューリック京都内で唯一雑貨を専門に扱う『cotoiro』は、京都発の香りメーカーであるアート・ラボが手掛ける、香りや京都の手仕事をテーマとしたショップ。店に足を踏み入れた途端、良い香りがふわりと体を包みます。
ホテルで和やかな時間を過ごしたいなら、お香1000円~はいかが? 『cotoiro』の商品は京都の情景を色や香り、形で表現しているのだそうで「先斗町の雪」や「高瀬川の柳」など、ネーミングもとってもおしゃれ。2月には、新たな香りが6種登場予定です。デザイン性の高いお香立て1200円~もかなりの人気商品!お香立てとは別で、お香立てを置くトレーもあり、自由にカスタムを楽しめます。
ディフューザー2500円~もおすすめアイテムのひとつ。やわらかなカラーのグラデーションが印象的なデザインもすてきで、インテリアとしても部屋を彩ってくれそうです。
香りアイテムの他、京都に関するセレクトアイテムも多彩に展開しているので、自分へのおみやげにはもちろん、贈り物にも最適なグッズが見つかるはずです。
■cotoiro
営業時間:11:00~20:00(1月以降、当面の間19時閉店)
お問合せ:075-223-5012
※価格はすべて税抜表記
全国からコーヒー好きが集まる『TRAVELING COFFEE』
「常に新しいものを提供したい」という店主のポリシーのもと、季節やタイミングによってラインナップが変わる『TRAVELING COFFEE』。珍しい豆の取り扱いも多いことから、日本全国からコーヒー好きが集います。
京都府内のロースターで焙煎される豆は南米産が中心。シングルオリジンはなんと常時5~6種ほど並び、深煎り浅煎りとさまざまな味わいが揃います。オーダーを受けてから一杯一杯丁寧に淹れるコーヒーは非常に香り高く、豆ごとに違う味わいを堪能できるはず。豆に合った温度や水量を細かく計算して開発された黄金バランスのレシピで淹れるので、質の高い一杯を提供することが可能なのだとか。
今回いただいたのはスペシャルティーブレンド500円。中南米の豆3種をブレンドし、四条烏丸にあるコーヒースタンド・COFFEE BASE KANONDOさんで焙煎されたオリジナルのものです。さわやかな苦みのなかに、どことなくフルーティーで果実っぽい香りがあり、なんとものみやすい一杯! カチ割り氷を使うアイスコーヒーもおすすめで、店主の牧野さんいわく「メニューの中でも1、2を争うおいしさ」なのだとか。ホテルの中はぽかぽかなので、アイスコーヒーでおこもりを楽しむのも良いかもしれませんね。
■TRAVELING COFFEE
営業時間:11:00~17:00
お問い合わせ:075-585-5561
※価格は税込表記
こんな時期だからこそ、ホテル時間を楽しもう
いつもの1日を特別なものにしてくれるホテルでの時間。街歩きも楽しいけれど、たまにはホテルでゆっくり過ごしてみては?