「京都知新」は、1200年に渡り受け継がれてきた京都文化の「動」=「新」の部分に光をあて、
「京都を温(たず)ねて新しきを知る」番組です。

京都で活躍する、アーティスト、職人、伝統芸能伝承者、料理人などへの取材を通して、
現在進行形の「京都」を浮き彫りにします。

毎週日曜 あさ6時15分~6時30分OA
(関西ローカル)

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都山流尺八 竹琳軒大師範・三好芫山

2026年10月25日(日)放送

#527 都山流尺八 竹琳軒大師範

三好芫山

時に力強く、時に繊細に響く尺八の音色。
今回の主人公は、幼い頃から尺八を学び、82歳となった今も精力的に演奏活動を続ける尺八奏者 三好芫山さんです。
1983年には、39歳という異例の若さで都山流の最高位「竹林軒大師範」の称号を授与された三好さん。長年にわたり尺八と向き合い、その奥深い音を追求してきました。

尺八ならではの表現を生み出すのが、意図的に息のかすれを加える「ムラ息」や、首や顎を揺らして音に変化をつける「ユリ」といった独特の奏法。息の強さや角度、わずかな動きによって音色を変化させ、まるで風景を描くように豊かな世界を表現します。

2026年9月、京都・大徳寺の塔頭「聚光院」で開かれた観月会では、尺八と箏による演奏のほか、自ら作曲した「月露」などを奉納しました。「月露」は北区「しょうざん庭園」で目にした風景から着想を得た作品。草木のざわめきや虫の声、川の流れなど、日本の秋の美しさとはかなさを尺八の音色に込めました。

そんな三好さんはオーケストラやチェロ、ハープといった西洋楽器との共演も積極的に取り組んでいます。さらに、流派の垣根を越えて全国の奏者が集う「全日本尺八大会」を企画するなど、尺八の魅力をより多くの人々に届けるため、活動の幅を広げています。

およそ70年にわたり尺八と向き合続ける、その音色に込められた想いに迫ります。

【INFORMATION】
●三好芫山
Instagram:https://www.instagram.com/genzanmiyoshi/
TEL:075-371-8972(ゲンザン音楽事務所)
Email:genzan@genzan.co.jp

●都山流尺八楽会
https://www.tozanryu.com/

●京都市交響楽団
https://www.kyoto-symphony.jp/